【産経】「韓国消滅」の危機、少子化を深刻にする韓国女性の非婚主義

・韓国で日本以上の極端な少子化が進んでいる。韓国統計庁が２月に発表した合計特殊出生率は過去最低の０・７８（２０２２年、暫定値）と経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）諸国の最下位記録を更新中で、５０年に６５歳以上の高齢者が人口の約４割に達する見込みだ。韓国政府は０５年に「低出産・高齢社会委員会」を発足させて少子化対策に乗り出し、０６年以降２８０兆ウォン（約２８兆円）もつぎ込んできた。だが、状況は悪化の一途だ。少子化は北東アジアの日中韓に共通する課題で、原因には共通点もある。

「韓国は人口崩壊」？
韓国の少子化は近年、急激に進行した。出生率の低下は７年連続の最低更新で歯止めがかかっていない。合計特殊出生率は１人の女性が一生に産む子供の数で、２なら横這いで、２未満は自然減となる。韓国は死者数が出生数を上回る「デッドクロス」も２０年から続き、「韓国消滅論」まで取り沙汰されるほど危機感が強まっている。

（略）

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