「家にテレビがない」という子は国語力が低い…塾講師が「子供にはテレビをどんどん見せて」と訴えるワケ
・子供にテレビを見せてもいいのだろうか。塾講師の久松由理さんは「どんどん見せたほうがいい。米スタンフォード大学の調査でも、テレビを見ている子のほうが偏差値が高いことがわかっている。私の経験では、テレビを見ていない子は語彙力や理解力が乏しく、国語が苦手なことが多い」という――。
※本稿は、久松由理『国語の成績は観察力で必ず伸びる』(かんき出版)の一部を再編集したものです。
■国語が苦手な子の共通点は「テレビを見ていないこと」
教室で、この子は語彙(ごい)力がないな、ちょっと理解力に欠けるな~と感じる子に、「テレビを見ていますか?」と聞くと、返ってくる答えは大抵、「家にテレビがありません」「ほとんど見せてもらえません」のどちらかです。
「教育に悪いから、子どもにはテレビを見せません」という方がときどきいらっしゃるのですが、私は、博学で賢い子を育てるために、テレビは欠かせないツールだと考えています。
なぜなら、人は一度も見聞きしていないものについて、他人とイメージを共有することができないからです。
見たこともない龍や天使の姿を、私たちがほぼ同じようにイメージできるのは、どこかで龍や天使の絵や像を見た経験があるからですよね。
(略)
■「子どもにテレビを見せると学力が下がる」は誤り
米スタンフォード大学のマシュー・ゲンコウ教授らが行った、「子どもにテレビを見せると子どもの学力は下がるのか」という調査でも、幼少期にテレビを見ることができた家庭(一日平均3時間半と結構長めの視聴時間)と、見ることができなかった家庭の子どもの小学校入学後の偏差値は、テレビを視聴していた子どものほうが0.02高かったそうです。
これには理数系教科の偏差値も入っているため、わずかな差になっていますが、文系教科だけで比べれば、もう少しはっきりと差が出たかもしれません。
(略)
fa-calendar10/22(土) 15:17
fa-chainhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0a2c503983588af6a6e7884cf4983376ea0492a7
fa-lightbulb-o久松由理
イデア国語教室主宰。 高校時代、全国模試で国語1位をとり、恩師から「国語のプロになれ」と言われる。 立教大学法学部在学中、TBSのドラマ全盛期を支えた演出家、故・大山勝美氏主宰のマスコミ人養成所「メディア・ワークショップ」にて、文章表現技術を学ぶ。
出典:かんき出版
fa-commentネット上のコメント
・0.02は草
・テレビを見ずに本読めば偏差値0.02どころじゃないだろ。パズルとか他の趣味に使えば色んな科目の偏差値が上がりそうだぬ。
・テレビ業界に勤めると脳が壊滅的にダメになるっていう見本?
・こういうやつに限って自分の子にはテレビばっかり見るなと怒ってる。
・テレビは見てるよ。ブルーレイやDVDを再生する時に
・最近では変な日本語を覚えそうですけどね。テレビ見てると。
・見せて良い番組やTV局が無いじゃん
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