安藤優子さん「“女性国会議員1割”では日本は変わらない!『女は家に閉じこもって良妻賢母をやっていればいいじゃないか』という価値観を自民党が植え付けた」

安藤優子「岸田さん、“女性国会議員1割”では日本は変わらない!」

記事によると…

・「この本は、けっして自民党批判ではなく、もっと大きな日本社会が抱えている女性に対する認識への批判であり、問題提起なんです。ただ、その「女性認識」を作り上げてきたのが、長い間、政権与党であった自民党ですよね、ということ」

・こう語るのは、キャスターでジャーナリストの安藤優子さん(63)。7月に出版された安藤さんの著書『自民党の女性認識「イエ中心主義」の政治指向』(明石書店)が話題だ。

・「『イエ中心主義』を簡単に言えば、女性を一個人として認識するのではなく、『女は家に閉じこもって良妻賢母をやっていればいいじゃないか』ということ。自民党が、そうした価値観を、この世の中に政党の戦略として植え付けてきたんだという事実を、この本を通じて世に問いたいと思いました」

・「今の第二次岸田政権でも、残念なことに、女性閣僚はわずか2人。一方、全方位的に各派閥にものすごく配慮した、いわゆる派閥順送りの人事がなされています。私は、それを「ぼくちん政党」と呼んでいます。自民党は、ぼくちんや坊ちゃんばかりなんです。一方の野党は、不満をつのらせる「おれっち政党」かもしれませんが。」

・「女性が輝く」政策に続いて安倍政権が翌’13年に提示したのが、女性の育児休業を3年間とする「3年間抱っこし放題」政策だった。「3年間、抱っこし放題していたら、女性の職場でのポジションはなくなってしまいますよ。現場を知らない人が政策を作ったなぁ、と。この政策はまもなく封印されましたが、安倍政権だけでなく、自民党がやってきた女性政策というのは、実は女性を労働力として社会に戻す経済政策なんですね。」

・最近も、女性の尊厳をめぐって社会的議論が巻き起こった。きっかけは、’21年2月の東京五輪・パラリンピック組織委員会での森喜朗会長(当時)の、女性に対する、いわゆる「わきまえる」発言だった。

・「わきまえるとは、森さんの発言をもっと簡単に翻訳すれば、「出すぎたことをするな」ですよ。

・その会議に同席していた女性たちは笑っていたということですが、私自身、そういう男社会の中でキャリアを積んできて、同様の体験をしている。そういう発言を、私たちは愛想笑いで聞き流してきた世代なんですね。

・特に政治の世界では、男性たちが一生懸命に作ってきた世界がある。私は「ボーイズクラブ」と呼ぶんですが、その牙城があって、それが今の現状なわけです。

・’21年秋の衆議院選挙でも、当選した女性の比率は9.7%で1割を切っていた。ですから、女性が個人として立候補して議員になるという図式は、簡単には成立しないわけですよ」

2022/10/16 06:00
https://news.nicovideo.jp/watch/nw11568209

安藤優子


安藤 優子は、日本のニュースキャスター、ジャーナリスト。ウェーブ産経代表幹事。テイクシンク所属。千葉県市川市出身。身長164.5cm、血液型はA型。
生年月日: 1958年11月19日 (年齢 63歳)
出典:Wikipedia

ネット上のコメント

実力で投票してもらえよ 女性も女性議員に投票してないだろ

流石に自民党が植え付けたってのは、責任の擦り付け

勝手に出馬してもらっていいんだけど、出馬する気ない女しかいないのが現実でしょ

まずその1割で1割に当たるような結果を出してください

必要なのは女性枠ではなく有能枠だろ

一度女性5割にするべきだと思うぞ そうすれば既得権益も崩されるし、何より今いる無能政治家が減ってくれる

まぁN党よりは無理やり女性枠増やすほうがマシだわ

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