
百田尚樹著『日本国紀』に「歴史改ざんファンタジー」のPOPを掲げた大阪の書店 店長が語る「『批評』の意味で掲示しました」
・12月22日、POPを作成した清風堂書店の面屋洋(おもやひろし)店長に話を聞いた。
――どういう思いでこの文面にしたのですか?
「『日本国紀』の内容に懐疑的な部分があったのですが、幻冬舎の配本も多かったので、そのまま並べて売っていたんです。しかし、『それもどうかな』と次第に思うようになり、入荷から約一週間後の11月末、『批評』の意味で、POPを掲示しました」
――「批評」とはどういうことでしょうか?
「単行本の帯には『日本通史の決定版』と書いてあったのですが、『日本国紀』に書かれているのは、正しい歴史ではなく、何らかの目的に導くための“装置”として作られたものだと思っています。
単行本が出たときに、百田氏と有本氏らの「憲法改正をするべきだ」という座談を目にしたこともあったので、私の意見として『目的は憲法改正か!?』と出しました」
・一冊の本に思いを込めるのは、著者も編集者も、そして書店員も同じだ。本を直接手渡す書店の売り場で、意見を表明することは勇気ある“批評”に違いない。
fa-calendar12/24(金) 6:05
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この書店、ゴリゴリの左推しでしたw pic.twitter.com/NieOYFwbbt
— ドンマイおじさん (@don_mai_don_mai) December 24, 2021
fa-wikipedia-w日本国紀
『日本国紀』は、百田尚樹が2018年に幻冬舎から出した本である。
初版発行: 2018年11月10日
著者: 百田尚樹
編集者: 有本香
発行元: 幻冬舎
出典:Wikipedia
fa-commentネット上のコメント
・批評ではないと思うし、気にくわないなら仕入れないという選択肢は、本屋さんには無いのですかね?
・静風堂書店だったんですね。まさか店長がこういうことをするとは思いませんでした。 読んでから取り扱うか決めればいいのになぁ。他の著作家の方たちも気を付けたほうが良いですね。「中学生レベル、値段の割に価格が高い」とかPOPつけられたら、たまったもんじゃないでしょうに。。。
・コピーもさることながら、周りに置いてある本のタイトルの何とまあ馨しいことよ。
・こんな本屋に本を売る資格なし、商品を冒涜している。
・突っ込みどころ満載の店長。そもそも読んだのかねぇ…まぁ本好きとしては、書物と著者に敬意を払えない書店では買いたくないですね。たとえ雑誌であったとしても。
・こんな書店で買う気がしない…言い訳も男らしくないし、逃げ方がサヨと同じ…このPOPのどこが批評なんだか…
・本屋が扱う商品の誹謗中傷をしたら終わりですね。