【東洋経済】日本人はもう気軽にマグロを食べられなくなる 「中国に買い負ける」マグロ市場の悲しい実態

日本人はもう気軽にマグロを食べられなくなる 「中国に買い負ける」マグロ市場の悲しい実態

記事によると…

・寿司ネタの王様といってもいいマグロも、気軽に食べられなくなる日が近づいています。

新型コロナウイルスの感染拡大で初めて緊急事態宣言が出た2020年4月。政府による飲食店の時短要請やステイホームの呼びかけにより、各種水産物の需要は一気に落ち込み、価格が暴落しました。なかでもぜいたく品の部類に入るマグロが受けた影響は特に顕著でした。

・中国や日本だけでなく、欧米ほか世界で消費される冷凍マグロの多くが、釜山港を経由していると言われています

・そんな釜山のマグロ業界の最も大きなお得意様は中国です。

寿司ブームが到来して久しい中国ですが、マグロは寿司ネタのなかでも人気上位にランキングされます。なかでも中トロ、大トロを好む人が多く、質のいいクロマグロのトロであれば金に糸目をつけないという人も多いといいます。

もちろん前述のとおり、消費量においては今も日本が世界最大です。しかし、マグロに対する購買意欲の面では、中国市場のほうが勢いはあります。販売側の立場としては、同じものを売るなら、できるだけ財布のひももゆるく積極的な相手に対して売りたいと思うのが当然でしょう。

おおざっぱなイメージとしては、世界各地から釜山港に届くと、まずは大トロや中トロが欧州や中国市場向けに切り取られ、残りの赤身の一部が日本に配分されます。なかには、日本で水揚げされた日本産のマグロも含まれています。日本で水揚げされたのちに一度釜山に送られ、大トロはEU、中トロや赤身は日本に返ってくる、という流れもあるそうです。

■赤身が安いのは中国人が大トロを大量消費するから

釜山港が流通のハブとして機能しているのはマグロだけではなく、カニやエビでも同様です。成長を続ける中国の水産業界との結びつきが歴史的に強いため、釜山港のプレゼンスは今後も高まっていくものと思われます。

中国の水産業者やバイヤーが海外でまとめ買いした水産物を釜山で荷揚げし、現地で切り分けや加工を行って大部分を中国市場に持ち込み、余剰品は日本や東南アジアに分配するという流れが、アジアにおける水産流通の今後のトレンドになりそうです。

それを知ると「中国の残り物を食べさせられている」ような気がするかもしれませんが、そもそも日本では大トロはさほど需要はありませんでした。中国が大トロを高く買ってくれるからこそ、日本人は赤身を比較的安く食べられているのです。

8/13(日) 16:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce7e43bf5a888d70eda935d2b45e33c8dab45641

マグロ


マグロは、スズキ目・サバ科マグロ族マグロ属に分類される硬骨魚類の総称。暖海性で外洋性、回遊性の大型肉食魚で、日本を始めとする世界各地で重要な食用魚として漁獲されている。
出典:Wikipedia

ネット上のコメント

赤身が大好きです。

真に旨いのは赤身😋

ふふ。赤もの方が旨いんだよ。

たすかる

赤身の方が美味しいですლ(^ω^ლ)

脂の旨みが味わえるネタは他にたくさんあるしなぁ…

赤身の美味しさがわからないとは、まだまだですねʅ(◞‿◟)ʃ

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