プーチン大統領「西側諸国の制裁が飢餓を引き起こす」

プーチン氏の脅し 西側の制裁が「飢餓を引き起こす」【報道1930】

記事によると…

・3月22日、国連本部でグテーレス事務総長は次のように演説した。「ウクライナ国民は生き地獄を耐え忍んでいます。そして世界中が影響を受け始めています。食料、エネルギー、肥料の価格が急騰し世界中で飢餓の危機に陥る恐れがあります。戦争が終わるまでに世界でどれほどの人々が飢餓に直面しなければならないのでしょう」

事務総長が警鐘を鳴らす“飢餓の危機”その原因はいうまでもなく、世界有数の穀倉地帯が戦場になっているからだ。三大穀物においてウクライナは世界の小麦の8.4%、大麦の13.8%、トウモロコシの13%を生産している。一方、西側の経済制裁によって物流がままならないロシアもまた小麦の世界シェア19.6%、大麦で15.5%を占めている。また、ひまわり油に至っては、ウクライナとロシアで実に世界の75%をまかなっている。これだけの食糧が、戦争によって世界に出回らなくなっているのだ。

(略)

・プーチン大統領(4月12日の会見より)
「西側諸国が金融・保険・海上輸送を含め状況をさらに悪化させるのであれば、食料不足と世界市場における価格の高騰が間違いなく世界の一部地域における飢餓を引き起こす」

プーチン氏の理論では、西側のロシアへの制裁によって物流が止まり、物が滞り価格が高騰している。制裁を止めないと世界に飢餓を引き起こすぞ、というものだ。元防衛大臣の森本敏氏は憤りを隠さない。

森本敏 元防衛大臣:
西側の制裁は何のために行ったかってことです。理論が逆転してて話にならない。私は今回のロシアの軍事侵攻は、食料の戦争でもあると思う。明らかに食料で困って死ぬ人のほうが軍事的攻撃によって死ぬ人よりもグローバルに見れば多い。だからものすごく深刻だ。食料の最大の危機というのは肥料貿易が止まること。肥料が止まれば生産は落ちる。肥料こそ食料の根っこである。それが今両方止まっているんだから…ロシアがけしからんのは、自分の国で消費する分は国民のために維持している。輸出できる分を出せばいいんだけれど、出さないで、例えば国連人権委員会でロシアへの制裁に反対した国にはその見返りに食料をやる。それ以外の国には(食料を)やらない。まさに食料を外交と軍事の武器に使う。ロシアの穀物がなければ生きていけない国、中東・アフリカ・中南米の一部の国が飢餓状態になっている。プーチンは西側の制裁を反転、圧力に使っている。

(略)

17日 9時00分
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye6013461.htm

ロシア


ロシアは世界で最も広い国です。ヨーロッパ諸国やアジア諸国と国境を接し、太平洋と北極海に面しています。国内にはツンドラ地帯、森林、亜熱帯のビーチといった多様性に富んだ地形が広がっています。モスクワのボリショイ劇場とサンクトペテルブルクのマリインスキー劇場のバレエ団が有名です。サンクトペテルブルクはロシアの指導者ピョートル 1 世によって建設された街で、この街に残るバロック様式の冬宮殿では、現在エルミタージュ美術館の美術コレクションの一部が展示されています。
出典:Wikipedia

ネット上のコメント

儲かってるやつが犯人

アンタの所、種は輸入でしょ? 自分の心配したら?

なぜ制裁が発動したのかは考えないのか?戦争をしかけてる場合ではないと考えないのか?

めっちゃ効いてるやん

べつにプーチンが何もしなくても、自動的にそうなる 経済制裁とは、そもそもそういうものだよ

ロシアもやばいよね。植える種あるの?

ロシアに制裁は効いてないって言ってた奴ら息してますか?w

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