結婚はぜいたく、家族はコスパが悪い…「若者が結婚できない・しない」厳しすぎる現実
・出生数80万人割れ、2070年の人口が8700万人という推計も話題になった。なぜ若い男女が、結婚という選択をしなくなっているのか。
〈(『生涯未婚時代』という書籍では)「結婚を人生設計に組み込まない若者の登場」を射程に収めているが、結婚を目標やゴールと考える「ドラクエ人生」、結婚するかどうかは場合によると考える「ポケモン人生」を分けているのが特徴的だ。
ドラクエ人生とは、人生にはしかるべきタイミングとステップで進行する標準的なルートとゴールがあり、一度つまずいたらそこで停止してしまう、「昭和の人生すごろく」的一本道の人生観である。
これに対しポケモン人生は、一通りのストーリーを終えた後がむしろ本番で、対戦しながらレベルを上げたり、コンプリートを目指したりすることになるという。〉(『日本の死角』より)
さらには、「家族は本質的にコストパフォーマンスが悪いため、コスパや合理的計算で考えると結婚はかえって遠のいてしまう」という指摘にも触れている。
「家族はコスパが悪い」という価値観が少しずつ広がっている現実がある。また同様に、結婚や出産が「ぜいたく」であり、「リスク」であるといった考え方も広まってきている。
〈結婚や子育てという純粋な歓びを、「機会費用」という名で利得を計算し(専業主婦になるとX億円の損、とか)、結婚や出産を「リスク」とみなすような結婚支援や少子化対策が大手を振ってきたのである。
今日の少子化は、その必然的な帰結と考えるべきだろう。
また「結婚すればなんとかなる」という考え方は問題の先送りであり、パーソナリティを安定化させ、生活を支えるという機能を有していた家族を失った場合、途端に行き場がなくなってしまう。
これも、現代家族が抱える本質的困難の一つである。〉(『日本の死角』より)
「若者は結婚したくても、できない」あるいは、「コスパが悪い、リスクがあるからしない」――結婚できない・しない若者の背景には、そのようなリアリティがあるのかもしれない。
fa-calendar6/19(月) 6:48
fa-chainhttps://news.yahoo.co.jp/articles/dc8c0a6b624a1f9305ae1f75f073b692d796e14d
fa-wikipedia-w結婚
結婚とは、配偶者と呼ばれる人々の間の、文化的、若しくは法的に認められた繋がりの事で、配偶者同士、その子との間に権利と義務を確立する行為である。それはほぼ普遍的な文化[2]であるが、結婚の定義は文化や宗教によって、また時間の経過とともに変化する。
出典:Wikipedia
ネット上のコメント
・本人の能力が足りてないからコストが高いと感じるだけだぞ
・コスパで一括りはよくわからんが彼女すらできない自分への言い訳くさい
・コスパなんて言ってる奴見たことない お金が無いだけです……暮らすだけで精一杯です……
・家事は分担して負担が減るって言うけど、二人で生活したら単純に負担は倍になるんだよなあ
子供が生まれたらさらにだし
・13ヶ月連続、実質賃金減少だぞ。そりゃ気力も失われるわ 政治の失敗で完全に日本は終わった
・私はアラフォーで若者ではないので価値観が違うのですが、周り独身多いです。でもコスパが悪いからとかそう言う理由で独身の人は見たことないです。
・結婚はむしろコスパいいよ。二馬力で働くなら単純に使えるお金が増える。共同生活することにより家賃や光熱費、家事の負担も分け合える。(もちろん協力的なパートナーであることは前提)
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