【リニア】議論加速(1)…Q「知事が言ってたことは間違ってた」 A「そうですね、今知りました」 “田代ダム案”協議に進展も川勝知事と事務方の情報共有に課題 /今週の静岡
・今週水曜、県からJR東海に送付された文書。そこに記されていたのは、いわゆる「田代ダム案」について、県が“GOサイン”を出したという内容です。
大自然の中で目を引くエメラルドグリーンの湖。大井川の最も上流に位置する「田代ダム」は、東京電力のグループ会社が管理していて、大井川から水を取り、発電のために山梨県側へ水を流しています。
リニアの工事によって川の水が減る懸念のあるこの水問題。県が求める全量戻しの策として、去年4月にJR東海が提案したのが、ダムの取水量を調整してそれを大井川に還元する「田代ダム案」でした。
(略)
・ ところが、ここに来て静岡県側から「GOサイン」が出る形に。その背景の1つにあるとみられるのが、13日火曜の知事会見でのこんな場面です。
静岡県 川勝平太知事(15日)
Q:リニアの関連で一点だけ、田代ダムの関係を伺いたいんですけれども、公式の表向きの動きとしては4月26日にJR東海が県に対して前提条件の文言についての見解を問う文書を出したのが最後になっていると思います。現在の協議状況についての認識をお伺いできますでしょうか?
A.「これは去年の4月に突然出てきた案だった。これはもちろん、田代ダムの水利権を持っている東電さんの了解があるものと思ったんですけれども、それがとれないまま今日に来ているということでありまして、まだ明確な東電から、あるいは東電からJR東海を通してですね、田代ダム取水抑制案について、実現可能性について明確なご返事がまだ届いてない。少なくとも私の所に届いておりません。もし届いていれば、JR東海はすぐ持って来るでしょう」
Q:今の質問は、現在のやり取りにおいて、JR東海はその「前提条件」、これでいいですか? というのを県に確認している段階というのを我々は承知しているんですが…。
県の担当者:「今は大井川利水関係協議会の会員と今後の対応について調整しているところでございます」
Q:つまりそのボールは県側にあると?
県の担当者:「現在は県の方で調整しています」
静岡県 川勝平太知事
Q:この問題に関しては、知事が言っていたことが間違っていたということでいいですか?
A.「そうですね。正確な情報を今初めて知りました」
Q:内部で報告が上がってなかったんですか?
A.「はい。今初めて知りました」
事務方との情報共有がうまくいっていなかったことが明らかに。4月の時点で止まっていたやりとりは、今週水曜、文書をもって回答されました。
今後、田代ダム案について前提条件を東京電力側が了承すれば、より本格的な協議が始まることになります。
fa-calendar6/18(日) 19:32
fa-chainhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e626b7894d4eea764be3b28106092dee38ed0e58?page=1
fa-wikipedia-w川勝平太
川勝 平太は、日本の政治家、経済学者。早稲田大学政治経済学部教授、国際日本文化研究センター副所長、財団法人総合研究開発機構理事、静岡文化芸術大学学長、学校法人静岡文化芸術大学理事長などを歴任した。
生年月日: 1948年8月16日
出典:Wikipedia
ネット上のコメント
・妨害停止の指示でも来たのか?
・今更遅いノータリン
・ん?誰かに怒られたん?
・見放された?
・どうせ掌返しする
・ケジメって知ってる?
・今別の難癖を考えています もう少しお待ちください
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