「白いごはんを食べるのは砂糖を食べるのと同じ」脳を侵食する"糖質中毒"の恐さ
牧田 善二
AGE牧田クリニック院長
・何度ダイエットをしてもやせられない人は、どこに問題があるのでしょうか。医師の牧田善二さんは「糖質依存は、ほかの依存症よりも長い時間をかけて脳を侵食しており、それだけ治すのが難しい」と指摘します――。
ごはんを食べるのは砂糖を食べるのと同じ
食べ過ぎたら太るものとはなんでしょう。
以前は、「カロリーの高いもの」「油っぽいもの」がダイエットの大敵だと言われていました。
たとえば、マヨネーズやバターは太る食品の代表とされてきました。
今でもそのように考えている人がいますが、医学的に大間違いです。
私たちを太らせるのは、カロリーや脂肪ではありません。人は糖質によって太ります。
太っている人は、成分としての糖質を1日300g以上摂っています。500gくらい摂っている人もいます。それに対して、脂質やタンパク質は5分の1の60g程度。つまり、圧倒的に糖質に偏った食事をしているのです。
ここで大事なのは、ごはん、麺、パン、パスタ、イモ類などの炭水化物は、すべて糖質だということです。
これら炭水化物は「多糖類」といい、消化・吸収の過程ですべてブドウ糖に分解されます。砂糖は「二糖類」で、やはりブドウ糖に分解されます。要するに、ごはんを食べるのは砂糖を食べるのと同じなのです。
こうして分解されたブドウ糖は、小腸から血液中に吸収されます。そして、血中のブドウ糖が増えて血糖値が上がります。
このときに、血糖値が上がり過ぎないようにインスリンというホルモンが分泌され、血中に溢れたブドウ糖をグリコーゲンに変え、肝臓や筋肉に蓄えます。ただ、その貯蔵量は100~200g程度と限られており、余ってしまったブドウ糖が今度は脂肪に形を変え脂肪細胞に取り込まれるのです。これが、科学的に正しい肥満のメカニズムです。
(略)
fa-calendar2021/08/29 11:00
fa-chainhttps://president.jp/articles/-/49029?page=1
fa-wikipedia-w牧田善二
2000年より久留米大学医学部教授。 2003年より、糖尿病をはじめとする生活習慣病、腎臓病治療のための「AGE牧田クリニック」を東京・銀座で開業し、延べ20万人以上の患者を診ている。 約40年にわたり、のべ20万人もの糖尿病・高血糖の患者らを診てきた牧田善二医師。
出典:Wikipedia
fa-commentネット上のコメント
・いや・・・・。マジで砂糖=米とかいう疑似科学の「糖質は毒」みたいな論説マジでどうにかならんのか?
・炭水化物=糖と一括りにしている時点で思考停止しているように思える。最近のプレジデントは明らかに…
・俺は今日も朝からご飯食べたで。だって、生粋の日本人だから。
・太るのは白米のせいじゃないわ💢
・日本人なら米を食え!以上
・日本から米を外させて、農地を安く買うと…私は白米が好きだ 農家さんを応援したい
・“糖質”がダメ?米も小麦粉も芋も“糖質”なんだけどw霞でも食えってかwww
\\SNSで記事をシェア//
X(旧Twitter)でシェアニュースを
Follow sharenewsjapan1