筑波大学教授「人々の不安を掻き立て、ワクチン接種を妨害するようなデマは、社会の敵である」

ワクチンをめぐるデマの危険性 なぜ人はデマにはまるのか

▼記事によると…

原田隆之|筑波大学教授

・新型コロナワクチンの接種が急速なスピードが進んでいる中、ワクチンへのデマも広がりを見せている

・特にSNSやYouTubeなど、若い世代がアクセスするメディアを使ってデマを広がっているのが特徴

・デマの中には、「ワクチンを打った人の体に金属が貼り付いた」「5Gに接続できるようになった」「接種すると遺伝子が書き換えられる」「不妊になる」などとるに足らないようなものからいたずらに不安を煽るようなものが見られる

・このようなデマが医療関係者や著名人、政治家などから発せられていることも少なくなく、それは影響力という点から大きな問題

・「ワクチンの長期的副反応はわかっていないのだから、遺伝子が書き換えられたり、不妊になったりすることのリスクはゼロではない。したがってデマだと決めつけるのはおかしい」と反論する人も

・それならば、「ワクチンを打ったら、10年後には空が飛べるようになる」と言ったとしても、「長期的なことはわからないからその可能性はある、デマではない」と言えるのか?

・現実的ではないリスクをことさらに煽ることは詭弁以外の何ものでもない

・公衆衛生の危機のさなかにある今、人々の不安を掻き立て、ワクチン接種を妨害するようなデマは、社会の敵であると言っても過言ではない

6/22(火) 9:00
https://news.yahoo.co.jp/byline/haradatakayuki/20210622-00244120/

原田隆之


原田 隆之は、日本の心理学者、保健学博士。筑波大学心理学域教授、公認心理師、臨床心理士。エビデンスに基づく依存症の臨床と理解と犯罪や社会問題の分析と治療をテーマとして活動している。
生年月日: 1964年 (年齢 57歳)
原田隆之 - Wikipedia

ネット上のコメント

モヤモヤを言語化してくれた良記事

正しく恐れる事って大事ですよね。

確証バイアスって、物凄く強いんだろうな。と。科学的根拠らしきものを持ち出して語るデマもあるし、悪質

懐疑的なら接種しなきゃいいんだよね 特効薬も無し、何の防具無しの状態 なんだろね…

本当にこれ。ゼロリスク信仰に陥ったら、自分に都合の良い理屈で何だって主張できてしまう

科学的に見れば、副作用はこれから詳細が分かる、てのが正しいのでは。不妊も含む副作用が出る可能性を、現時点じゃデマとは言えないんじゃ。

まさに書いてある通りなのだが、はまる人でこの文章を読み通せる人がどれだけいるだろうか、そこが問題だ。

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