土葬墓地が足りない! 人手不足のその先の、深刻な埋葬事情
・2022(令和4)年に国内最大級の土葬エリアを設けたのが、京都府南山城村の韓国系禅宗寺院の高麗寺だ。高麗寺代表役員の崔炳潤(サイヘイジュン)氏に会ってきた。
高麗寺は極彩色の伽藍が特徴的な韓国系の禅宗(曹渓宗)寺院で、山間部に5万坪もの敷地を有している。曹渓宗は韓国では最大の仏教宗派である。高麗寺は日本における中心拠点であり、大阪市にも分院がある。韓国仏教は檀家制度を敷いていないので詳細な信者数は不明だという。だが、在日韓国人の心の拠りどころになると同時に、墓所を設けて弔いを続ける宗教空間としては、日本の仏教寺院と変わらない。
高麗寺には数百基以上の火葬骨用の霊園がある。さらに霊園の拡張工事が進んでいる。一般の区画に隣接して、土葬専用墓地を造成するためである。棺を運搬するための専用道路も完成間近(2023年3月時点)だ。
現在、500区画ほどが整備済みだが、最大3500区画ほどを設けられるという。高麗寺霊園は、国内最大の土葬墓地である。
これほどのキャパシティがあれば、近畿一円における土葬希望者が心配する必要はなくなりそうだ。高麗寺ではムスリム以外にもキリスト教徒や儒教など、土葬率の高い宗教も受け入れる。宗教によってエリアを分けているので、どの宗旨であっても安心して眠ることができる。もちろん、日本人であっても土葬可能だ。
崔氏が土葬墓の整備に手を挙げた理由は、自身の生い立ちと、日本で一生をまっとうするムスリムの境遇を重ね合わせたからだ。崔氏は在日韓国人の2世として和歌山県田辺市に生まれた。崔氏は幼い頃から、いわれのない差別を受けて、希望する就職も叶わなかった過去をもつ。差別にたいする反骨から、あえて日本国籍に帰化することを選ばず、現在も在日韓国人のままで通している。
崔氏は27歳の時に大阪・鶴見で自動車整備工場を起業。崔氏の母親が熱心な仏教徒であった縁がきっかけで、30年前に高麗寺に招かれ、前管長の手助けをし、高麗寺の代表役員に就任したのが2014(平成26)年のことだった。当時の高麗寺は無住で荒れ放題だった。崔氏は経営する自動車整備工場ごと南山城村に引っ越し、在日韓国人の浄財で創建された高麗寺の再生に心血を注ぐことになる。
崔氏は在日韓国人のための墓地の整備を手掛ける中で、「日本には土葬ができなくて困っている人がいる」という話を聞いたのが、土葬事業を始めるきっかけだ。
「差別を受けて過ごしてきた者として、差別を受けている人の助けになろうと思ったのです。土葬墓地をつくろうと思っても、許可を得るのに地元住民から反対運動を起こされるのが現状です。死後の復活を信じるがために土葬墓に入らなければならないのに、入れる墓地の認可が受けられない。そんな人生の最後を円満に迎えられなく差別を受けているイスラム教徒やキリスト教徒たち異教徒、異民族の人たちのお役に立てるのであれば、と思い、人生、最後のご奉仕のつもりで土葬墓地を始めたのです」
fa-calendar8/12(土) 7:15
fa-chainhttps://news.yahoo.co.jp/expert/articles/0e8ac5ad2c98870863a1891309011dce74290f31
fa-lightbulb-o日本京都府相楽郡南山城村童仙房簀子橋 | 高麗寺
お墓のお困りごとを解決!安心の永代供養システムは国籍・宗派を問いません。生前予約もできます。大自然に囲まれた広大な高麗寺境内での国際禅センター禅体験は心の ...
出典:高麗寺
ネット上のコメント
・実効支配始まった?☺️ヤベェぞこりゃ
・条例で禁止するしかない
・日本の東西対立思考を利用して見事に関西圏から侵略し始めたな。
・いつも不愉快な事しかしない そういう所ですよ
・法律で土葬の禁止を!
・許可(´・ω・`)出ンやろ。
・( ꒪⌓꒪) 新型の疫病が発生しそう。。。
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