
保団連会長が警鐘「保険証廃止を強行すれば閉院ラッシュ、地域医療は崩壊します」
・マイナンバーカードを巡って次から次へと起こるトラブルに岸田政権は右往左往。国民の不信は募る一方だ。とりわけ、健康保険証廃止への反発は強く、世論調査では来年秋の廃止について「反対」が7割を超える。にもかかわらず、政府はマイナ保険証への一本化方針にいまだに固執。このため全国の医療機関では大混乱が生じている。この間、医療現場の実態を調査し、問題点を明らかにしてきた保団連会長に思う存分、語ってもらった。
・──閉院が相次ぐのは地域医療の維持を揺るがします。
全国には中山間地域があります。限界集落とならず、持ちこたえているケースはかろうじて医療機関が存在しています。例えば、高齢の先生が診療を続けてくれている。そうした地域で唯一の医療機関が閉院してしまったら、住民の医療はどうなるのか。地域医療への影響は今のところ、顕在化していません。しかし、政府が保険証の廃止方針を貫けば、判断を迷っている医療機関が閉院を決めかねない。閉院予定の医療機関はオンライン資格確認を導入せず、来年9月までは続けられるが、その後はない。来年秋に向けてさらなる閉院ラッシュが起きてもおかしくありません。
──「医療のデジタル化」と言えば聞こえはいい。
「医療のデジタル化のためには、多少のリスクやデメリットがあっても立ち止まらずに推し進めるべきだ」と言う人がいますが、軽い発言です。マイナ保険証では、機微に富む情報がずさんに扱われ、地域医療の崩壊にもつながりかねない。保険証廃止の撤回に向けて引き続き奮闘します。
fa-calendar2023/08/07 06:00
fa-chainhttps://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/327001
fa-lightbulb-o会長あいさつ
会長:住江憲勇. 本年もよろしくお願い申し上げます―2022年年頭所感. あけましておめでとうございます。振り返ると、医療機関経営や国民の生活は、40年来の新自由主義 ...
出典:全国保険医団体連合会
ネット上のコメント
・対応出来る病院が残るなら問題なし😒
・たしかに保険証持ってない人が保険証つかった売上を考えると地域の病院も場所によっては馬鹿にならないものになるかもしれんな
・なんで保険証が紙からマイナカードに移行するだけで、そうなるのかまったくわからん。
・ワイが行ってるそこらの病院全部マイナカード対応してたぞ
・何か廃止すると貰えないものがあるのかな?
・保険の不正利用で成り立ってた診療所がぶっ潰れるならいいことだ
・闇が深そう
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