東京大学大学院准教授「大谷選手は年俸1億円でいい」

「所得上限を設けて再分配。“大谷選手も1億円しかもらえない”でいいと思う」 斎藤幸平氏が提唱する“脱成長”3つのポイント

記事によると…

・2020年に著書『人新世の「資本論」』でいち早く訴えていたのが、東京大学大学院准教授の斎藤幸平氏。

・斎藤氏は“行きすぎた富”に疑問を呈する。「頑張ってお金持ちになった人たちが世の中のロールモデルになるのは、資本主義だから当たり前だ。イーロン・マスクとか、前澤友作さんとかだ。一方で、彼らと同じ社会に、子どもの給食費が払えない人がいるのはおかしい。“もうちょっと平等でいいのではないか”と言う人がもっといていい」。

富の再分配も必要だと指摘し、「フランスの経済学者のトマ・ピケティは、お金持ちの下に生まれた人が相続でまたお金持ちになる社会はおかしい、相続税をもっと高くすべきだと言っている。1つの考え方として、お金持ちの遺産を再分配していくのは平等主義的な発想がある。例えば、生まれた瞬間に口座に1000万円ぐらい振り込まれていて、自分で好きに使える社会。親が使ってしまうなど問題はいろいろ出てくると思うが、アイディアはある」と述べた。

・「所得に上限」も、再分配のための財源とするものだ。「日本の場合、所得税の上限は40%に住民税などを加えた50%ぐらい。2億円、3億円と稼ぐほど増えていくが、1億円ぐらいを上限に、それ以上儲けても国が持っていくようにする。ほとんどの人には関係ないので、もっとみんな声をあげたらいいと思う」。

・そうした考えは、いわゆる共産主義とは違うのか。全体として貧しくなることにはならないのか。斎藤氏は「コミュニズムだし、似ているところもある。ただ、今の資本主義みたいな社会ではなくなる」とした上で、「週休3日制と所得上限くらいでそんなに働かなくなるのか。1億円だって自動的には貰えるわけではないし、ある程度の格差はあるので、みんな働くと思う。ただ、週休3日になってみんながガンガン飛行機に乗ったら環境にやさしくない。だから私たちの幸福や人生の目的を変えていくことが必要。企業がまず導入してくれたらいいと思う」と述べた。

所得上限によって様々なスポーツ・文化が頭打ちになってしまわないだろうか「“大谷選手はあんなにすごいのに1億円しかもらえない”となってもいいと思う。私が目指しているのは、すごい選手たちだけの試合を、高い放映料を払ってテレビで見る社会ではない。高校球児があれだけ野球を頑張っているのに、卒業した途端にやらなくなり、必死に働く。そうではなく、彼らも働きながら週休3日でずっと野球を続けられるような社会だ」と訴えた。

2023/08/04 13:20
https://times.abema.tv/articles/-/10090085

斎藤幸平


斎藤 幸平は、日本の哲学者、経済思想家、マルクス主義研究者。東京大学大学院総合文化研究科・教養学部准教授。フンボルト大学哲学博士。
生年月日: 1987年1月31日
出典:Wikipedia

ネット上のコメント

かまってちゃんか🤪

お前が決めるな(^ω^#)

サッカーに例えると野球界のメッシクラスなので年俸80億でもいいです。

なんでこの人が大谷の年棒を決めてるの?

こいつが決めることじゃない

大きなお世話! 何故この方が年棒を決めるのか!

じゃあ君は煎餅2枚くらいでええよな

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