OpenAI「攻撃者よりも先にPHPの脆弱性を見つけたのは我々のAI。最先端のAIで防御側に準備する時間を与えた」

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 OpenAIは、同社のAIモデルが、世界のウェブサイトの推定70%で使用されているプログラミング言語「PHP」に存在する重大なセキュリティ上の脆弱性の発見に貢献したと発表しました。

 今回の発見は、OpenAIが進めるセキュリティ対策の取り組み「Patch the Planet」の一環です。研究者らがAIモデルを活用して調査を進めた結果、インターネット上の幅広いサービスに影響する可能性がある深刻な問題が見つかったとしています。

 OpenAIによると、脆弱性の発見後、約2カ月にわたりPHPの開発・保守担当者やセキュリティ研究者、関連企業などと連携し、問題の公表に先立って修正や防御策の準備を進めてきました。

 修正にはPHPの処理エンジンに大規模な変更を加える必要があり、対応は非常に複雑だったと説明しています。現在は、PHPを使用するウェブサイトが修正版へ安全にアップグレードできる状態になっており、各セキュリティ企業が提供する防御策も利用できるとしています。

 OpenAIは、今回の脆弱性について、深刻度とPHPの普及率を踏まえ、近年発見されたセキュリティ上の問題の中でも、特に影響が大きいものの一つと位置づけています。

 また、今回の事例は、AIがインターネット全体に影響を及ぼすような重大なセキュリティ上の問題を発見できることを示したと評価しています。

 同社は、把握している限りでは、攻撃者よりも先にAIが脆弱性を発見できたと説明しています。これにより、開発者やセキュリティ企業が攻撃への対策を事前に準備する時間を確保できたとしています。

 OpenAIは、こうした状況を「Defender's Window(防御側の猶予期間)」と呼び、AIの能力を活用して攻撃者より先に問題を発見し、被害を防ぐ取り組みの重要性を強調しています。

 なお、公式発表では、PHPを利用するウェブサイトの運営者に対し、使用中のバージョンを確認し、必要なセキュリティ更新を適用するよう求めています。

https://openai.com/ja-JP/index/coordinated-disclosure-of-critical-vulnerabilities/

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