[山口二郎コラム]「人口急減」の展望にも…「純日本人」にこだわる日本の保守政治
・純粋な日本人が日本社会を構成するというドグマが、21世紀の日本の生存を脅かすことになるかもしれない。このドグマは保守派のアイデンティティである。
そこで言う純粋な日本人とは、先祖代々日本に住み、男尊女卑の「伝統的」家族の一員となり、同性愛などもってのほかと考えるような人間である。
この国会では、LGBTへの理解増進を図る法律も成立したが、マイノリティに対する差別を禁止する内容とは程遠い、無意味な立法であった。
この法律を骨抜きにしたのも、自民党の保守派であった。LGBTの権利尊重は、人権の問題であるだけでなく、独創性を持った人間がさまざまな分野で活躍することを支えるという点で、社会、経済の活性化にもつながるのである。
日本の保守派は、国を愛するといいながら、純粋な日本人という虚像を抱いて、日本社会消滅の道を進もうとする人々である。
※ドグマ=宗教上の教義。独断的な説。
fa-calendar6/26(月) 9:14
fa-chainhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2cf15e6e19cc2f1c4cc9e2f0a46462ec2ffb20c2
fa-wikipedia-w山口二郎
山口 二郎は、日本の政治学者、政治活動家。専門は、行政学・現代日本政治論。北海道大学名誉教授。法政大学法学部教授。 岡山県岡山市出身。東京大学法学部卒業。
生年月日: 1958年7月13日
出典:Wikipedia
ネット上のコメント
・今度はドグマですか…
・関係ない人は黙ってて‼️
・言い回しが古臭いなあ60年前の昭和かよ
・ダークマターが何か言ってる。
・私が、この教授に言いたい事は「余計な事喋んな!」
・移民を受け入れている西欧諸国の惨状を見れば、積極受け入れという方向にはならない
・いま現在において日本経済や社会に貢献している外国人というものを取材して報道すればいいと思うのだがなぜそういうことはしないのだろうか。
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