死刑制度に“反対”の東京大大学院教授「彼を処刑することで、彼の考えを部分的に認めてしまうことになる」、作家「死刑で、この社会は彼を肯定することになる」

死刑と命(3)被告の命は「生きるに値しない」のか

記事によると…

・神奈川県立障害者施設「津久井やまゆり園」(相模原市)の入所者ら45人を殺傷した植松聖被告(30)に16日、死刑判決が言い渡された。事件は派生的に「生きるに値しない生命はあるのか」という根源的な問いを投げかけた。ならば、刑罰として被告の生命を奪う極刑は、どう受け止めればいいのか。連載の3回目。(川島 秀宜)

「これから裁判員になりうるみなさんは、死刑制度をどう考えますか」。東京大大学院教授の市野川容孝=医療社会学=は昨年12月、授業で学生に問い掛けた。引き合いに出したのは、津久井やまゆり園事件だった。

被告の植松は重度障害者を「生きるに値しない」と決めつけ、入所者19人を殺害した。死刑はどうか。社会は死刑囚に対し、最終的に「生きるに値しない」と断罪しているのではないか――。そうした問題提起だった。

「だとすれば、わたしたちは彼を処刑することで、彼の考えを部分的に認めてしまうことになる」。市野川は、死刑制度そのものに反対する。

作家の辺見庸も当初から、この事件に奇妙なパラドックスをみていた。「被告を死刑にすることで、この社会は彼を肯定することになる」と。

2020年3月18日(水) 05:00
https://www.kanaloco.jp/news/social/entry-302086.html

相模原障害者施設殺傷事件


相模原障害者施設殺傷事件(さがみはら しょうがいしゃしせつ さっしょうじけん)は、2016年(平成28年)7月26日未明に神奈川県相模原市緑区千木良476番地にあった神奈川県立の知的障害者福祉施設「津久井やまゆり園」にて発生した大量殺人事件[1]。元施設職員の植松 聖(うえまつ さとし、事件当時26歳)が施設に侵入して所持していた刃物で入所者19人を刺殺し、入所者・職員計26人に重軽傷を負わせた。殺人などの罪で逮捕・起訴された加害者・植松は、2020年(令和2年)3月に横浜地方裁判所における裁判員裁判で死刑判決を言い渡され、自ら控訴を取り下げたことで死刑が確定した。
出典:Wikipedia

ネット上のコメント

法治国家 以上

証明したろうよ

日和ったなw

「なぜ犯行に及んだか」にみんなもっと寄り添って向き合いませんか?

お前は「不要」ではなく「有害」だ 論点が違う

不用じゃ無くて、人●殺しだからでしょ!すり替えるな💢

不要とはえらく自己評価高いな。

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