【赤旗】安倍元首相の核共有提案に、シンガポール首相「非常に危険な方向に向かっている」

2022-04-02

安倍元首相の「核共有」提案シンガポール首相　懸念

記事によると…

・シンガポールのリー・シェンロン首相は３０日、訪問先のワシントンで、米シンクタンク外交問題評議会の催しに出席し、ロシアのウクライナ侵略に対する各国の対応として、日本の安倍晋三元首相が提案した「核共有」の考えや、韓国の世論調査で核能力開発支持が多数となったことなどをあげて、「私たちは非常に危険な方向に向かっている」と強い懸念を示しました。

リー氏は、ウクライナ情勢への北東アジアでの対応として、安倍元首相が「米国の核兵器を受け入れることを検討すべきだと述べた」と紹介。これまでも戦略問題に関与する一部の日本人は、そういった発想を持っていたが、「今度は、安倍氏がテーブルに乗せた」と指摘しました。

2022年4月1日(金)
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2022-04-01/2022040103_03_0.html

リー・シェンロン

リー・シェンロンは、シンガポール共和国の政治家。現在、第3代首相、人民行動党書記長。国父リー・クアンユーの息子。客家人。ロシア語、マレー語、華語、英語が堪能。2002年リンパ腫を発病後、復帰した。第3代首相就任以降、父と同じく権威主義的政治体制、いわゆる「開発独裁」体制を敷いている。
出典：Wikipedia