平野歩夢選手の金メダルに、韓国メディア「韓国の応援に日本が感動している」＝ 韓国ネット「日韓関係は改善できる」

・2022年2月17日、韓国・朝鮮日報が「韓国の応援に日本が感動している」と伝え、注目を集めている。

記事はまず「今回の北京五輪で日本の選手たちは冬季五輪史上最多のメダルを獲得するほどの活躍を見せている」とし、「中でも最も注目を集めた選手が平野歩夢だ」「平野は11日のスノーボード男子ハーフパイプ（HP）で金メダルを獲得した。身長165センチの小柄な平野が審判の不可解なジャッジに屈せず優勝をつかみとると、日本中が歓喜に湧いた」と説明している。

その上で「SNSにも平野関連の情報があふれる中、韓国の解説者の実況映像が数多くシェアされ、日本人たちに大きな感動を与えている」と伝えている。

映像で韓国の解説者は、平野に向け「行け！」とエールを送っている。平野の得点が発表されたときには「歩夢がついに審判を説得した」と喜びを爆発させ、感激した様子で「身体の限界は障壁ではない」「（スポーツは）身長ではなく心臓でするものだ」と叫んでいる。

これに日本のネットユーザーからは「韓国の解説の情熱が日韓関係も解決してくれそう」「韓国語は分からないけど、その気持がうれしい」「スポーツってやっぱりいいな」など好意的な反応が寄せられているという。

記事は「日韓関係は最悪だといわれているが、実際に日本人に会うと『韓国人の優しさや親切さに感動した』と話す人が多い」とし、「19年の日本による対韓輸出管理強化措置以降、日韓関係は改善の兆しが見えないが、官僚も民間も直接会って交流する努力を続けていくべきだ」と締めくくっている。

fa-calendar2022年2月17日(木) 15時20分
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