政府、ワクチン接種アプリの運用を開始　利用にはマイナンバーカードが必要

・政府は20日、新型コロナウイルスワクチンの接種を証明するスマートフォン向けアプリの運用を始める。無料でダウンロードでき、氏名やワクチンをうった日など接種記録をスマホ上に表示する。利用にはマイナンバーカードが必要になる。

接種証明書は国内用と海外用がある。国内向けは飲食店やイベントで接種を確認する際に使う。海外向けは渡航の手続きでの利用を想定する。

アプリはiPhone（アイフォーン）ならアップストア、アンドロイドならグーグルプレイからダウンロードが可能だ。アプリを起動してマイナンバーカードの情報を読み取り、カード取得時に設定した4桁の暗証番号を入力する。海外用はパスポートの情報も読み取る。

その後、接種した自治体を選ぶ。職域接種をした人は、接種券を発送した自治体を選択する。20～30秒ほどでアプリ上でQRコードつきの接種証明書が発行される。

QRコードを読み取ると、氏名や生年月日、ワクチンの種類やロット番号、接種日などがわかる。海外用は国籍や旅券番号の情報が加わる。

fa-calendar2021年12月20日 5:00
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