1500万円の退職金を元手に居酒屋経営。1年で破綻したワケは「客の意識の低さ」――2021年ベスト10
・47歳のときに上場企業の管理職を捨て、居酒屋経営に飛び込んだ児玉謙次さん(仮名・54歳)は嘆く。
・彼は社内で傘下の集客施設内に新しい店を立ち上げるプロジェクトを任された。
・地方の名酒を取り寄せるなど、個性的な店づくりに励み、好調な売り上げを残した。この成功体験で、飲食店を切り盛りする才能を確信。
・「『脱サラの練習をせよ』と神様がプレゼントしてくれたように感じましたね」
・知人の居酒屋で2か月修業し、退職金1500万円と銀行融資1000万円を元手に、東京都下に約16坪の大衆居酒屋を構えた。
・「融資はすべて内外装費につぎ込み、食材にもこだわったため、損益分岐点は月商170万円。ところが初月は120万円しか売れず、さらに翌月は100万円を割る始末。虎の子の退職金がみるみる減っていくのは本当にツラかった」
・なによりの負担が接客だ。
・「おいしい料理でお客さんを笑顔に、なんて思っていましたが、来る客は今までの大企業サラリーマン人生では接したことのないような人ばかりで、大変なストレスでした。
・『お前、こんな店やめてラーメン屋をやれよ』とか、とにかく説教をしたがる客が多い。故郷から取り寄せた珍しい食材を使ったこだわりの料理は見向きもされず、フライドポテトや焼き鳥のようなありふれたメニューばかり注文が入る現実にもうんざりでしたよ」
・心が折れた児玉さんは、1年ほどで閉店を決意。退職金のうち800万円を溶かしていた。1000万円をかけた店の造作は、買い手はついたが足元を見られてわずか150万円での処分。結局、児玉さんの脱サラは、1650万円の赤字とともに幕を閉じた。
fa-calendar12/16(木) 15:36
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ここのお店っぽいですねhttps://t.co/Jdpnl7jiXO
— odp (@odpkk) December 17, 2021
fa-lightbulb-o退職金の相場はいくら? 勤続年数ごとの支給額や税金の計算を解説
退職金制度とは、従業員が会社を退職するときに支給される退職金について、支給の条件や算出方法などが定められた制度のことです。 退職金制度の有無や制度の内容は、会社により異なります。 この制度は法律で決められているものではなく、会社が任意に構築する制度のため、退職金制度があってもその内容は会社によって異なります。
出典:マネープラザ
fa-commentネット上のコメント
・フライドポテトや焼き鳥を注文されてウンザリするぐらいならどうしてメニューに入れたんだよw
・この写真の右端に写ってる植木、多分自分で買ったものでしょう。飲食店の場合見栄えが大事でメンテナンスを任せられることからも普通は貸植木なんですよね…。おそらく厨房用品なんかもリースやレンタル使わないで買取したんだろうなあ…。
・よくこのビジネスセンスで管理職にまで出世できたなーと思いました
・こだわりの料理ね…うまくないんだろうな
・なぜフライドポテトをメニューにいれたんだろう((( ;゚Д゚)))
・意識も価格も高すぎたか……
・客のせいにしてるあたりもキますね
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