愛知の中3刺殺、被害生徒の両親のコメント「大切な息子を奪い絶対に許すことはできません」「息子は誰にでも優しく家族思い、友達思いの子」

愛知の中3刺殺、被害生徒の両親のコメント全文「大切な息子を奪い絶対に許すことはできません」

記事によると…

・先月、愛知県弥富市の中学校で、3年生の男子生徒が刺されて死亡し、同級生が逮捕された事件

両親のコメント全文
今の気持ちですが、事件により息子が亡くなったことを今でも信じられない、信じたくない思いです。目覚めるたびに亡くなった悲しみともう会えない寂しさで胸が張り裂けそうになります。

事件があった11月24日以降、絶望感の中で息子の葬儀だけは何とかしてあげなくてはとの思いだけでした。

葬儀後、自宅に戻ってからはいつも当たり前に一緒にいた息子がいない現実を受け入れることができないこと、また家のどこを見ても息子との思い出がよみがえり悲しみに耐えられない状態がずっと続いています。

息子は誰にでも優しく家族思い、友達思いの子です。

性格は明るく好奇心旺盛で行動力があります。

家では弟の面倒をよく見てくれて私達が仕事から帰るまで一緒に遊んでくれたり、時には勉強もみてくれていました。

お手伝いも積極的にやってくれて本当に助かり感謝していました。

家族の誕生日や父の日、母の日はプレゼントとともに手紙を必ずくれる子でした。今幸せに暮らせるのは父さんとママのおかげですと感謝の気持ちのこもった手紙をいつもくれて私達もその手紙を楽しみにしていました。

事件後、学校の先生や同級生が多数お悔やみにきてくれて一様に男女関係なく仲良くし、クラスの中心になって盛り上げるなどリーダー的存在だったと言っていただきました。

まだ裁判所で審判が開かれたわけでもなく、私たちにも事実関係の詳細はわかりませんが、加害者からのいじめがあった、嫌なことをされたとの一方的な報道があった為に、さも息子がいじめの報復で殺害されたような報道をされ、息子を失って悲嘆に暮れている中、私達は更に深く傷つけられました。

息子は人の嫌がることをしたり人を傷つけるようなことを言ったりする子ではありません。

家でも学校でもその他の場所でもどこに連れて行っても人見知りせずいつも笑顔で話している印象しかありません。

息子を逆恨みした上での犯行ならば本当にやりきれない思いです。

加害者に対しては、私達が愛情を持って育ててきた大切な息子を奪い、取り返しのつかない凶悪な行為をしたことについて絶対許すことはできません。一生をかけて償ってもらいたいと思っています。

今後審判する家庭裁判所においても、加害者を厳重に処分していただきたいと思います。

12/14(火) 17:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ab30556d29994b8ddc41fceed4462d20bfe952f

弥富市


弥富市は、愛知県の西部に位置する市。日本有数の金魚の産地として知られている。
出典:Wikipedia

ネット上のコメント

親が自分の息子はいじめをするような子ではありませんって言っても、それはわからないよ。別にこの子を疑っている訳では全くないけど。

確かに今回の事件は殺人をしたことに変わりはなく絶対に許されない事だけど。子供が学校の中で必ずしも人を傷つけてないとは限らない。うちの子は絶対にいじめをするような子ではないと言い切ってしまうのはどうだろう?

当然ですが、殺される必要はありませんでした。うーん、自分の子はいじめていないと思いたい気持ちはわかる。ですが、親が知らない面もある。

大切な息子を奪い絶対に許すことはできません。それはその通りでしょう。悪いのは加害者です。いかなる理由があっても、人の命を奪うことは決して許されることではありません。ただ、自分の子は良い子。いじめなんて絶対にしない。それは、分かりません。親には見せない顔があります。

何も言い返すことのできない息子さんに代わってご両親は発表したのでしょう。本人にしか分からない何かがあったとしても、絶対に人の命を奪う権利は誰にもない。

被害者が亡くなり何も言えない状況の中、加害者の言い分により色々な情報が飛び交っているが、結局、人を殺す事が1番罪重い。

加害者を擁護するつもりはないが、本当に被害者に非が無かったのか、学校側にいじめや兆候を事前に認識しうる余地はなかったのか、真相が知りたい。

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