朝倉未来に勝ったら「1000万円」企画、挑戦者はボコボコに…「合法」といえるの?
▼記事によると…
・ABEMAの企画番組「朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円」が11月20日、放送された。
報道によると、挑戦者は「いかなることが起きても自己責任とする」という誓約書にサインしていたということだが、ケガをさせてしまっても、法的には問題ないのだろうか。自身も格闘技経験のある西口竜司弁護士に聞いた。
●誓約書にサインしても即「合法」といえないおそれも
――ボクシングなどのスポーツとの違いもあるかと思いますが、今回のケースは法的にどうなのでしょうか?
ボクシングなどのスポーツは、いわゆる「正当業務行為」として、暴行・傷害罪などの違法性が阻却されています。今回のようなストリートファイトの場合、一定のルールがあったかどうか、純粋な意味でのスポーツ目的があったといえるかどうか、疑問が残ります。
したがって、今回のケースにつきましては、刑法上の問題(犯罪にあたるかどうか)がでてくるでしょう。
――ネット上で指摘されている「決闘罪」に問われないのでしょうか?
決闘罪というのは、2人以上の人が、日時・条件などを定めて戦う場合のことをいいます。不良グループ同士のケンカが典型例になります。
日本ではほとんど適用されたことはありませんので、今回のケースが決闘罪にあたるか、どうかはなんともいえません。ただし、決闘罪は、軽い罪のため、今回のようにケガ人が出たような場合、より重い傷害罪にあたるとされると思います。その場合も違法性が問題となるでしょう。
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fa-calendar11/22(月) 15:10
fa-wikipedia-w朝倉未来
朝倉 未来は、日本の男性プロ総合格闘家、YouTuber、スポーツインストラクター、実業家、歌手。愛知県豊橋市出身。元THE OUTSIDER二階級王者。トライフォース赤坂所属。弟は同じくプロ総合格闘家の朝倉海。
生年月日: 1992年7月15日 (年齢 29歳)
出典:Wikipedia
fa-commentネット上のコメント
・柔道経験者です。受け身も取れないような素人を投げると最悪、クビや背骨が折れて死にます。今回も同じような事態が想定出来るはず プロなら危険性を重視して 引き受けたら駄目でしょう
・今後こういうおかしな企画が出てこないようにするためにもきちんと違法性を検証してほしい。
・主催者側の人間がまずダメだと思う。だいたい、オーディションの時にもっと強そうな人間はいっぱいいたけどスルーしてる。格闘の試合は同じくらいの実力同士が試合して成り立つもの。このような後でケガさせて誓約書にサインしただろって終わるのはいかがなものか。せめてもの救いは死ぬ人がいなくて良かったということだな。
・格闘技団体の運営の方、このような人を二度とリングに上げない様にしてください。
・昔は格闘技やってる人は体が凶器やから喧嘩は絶対したらアカンみたいな常識があったと思うけどこれは明らかにそれに反してると思う。
・めちゃくちゃな企画。 地上波だったら絶対にありえない。
・一般的にボクシングや格闘技であれば、コミッショナーがスキルが同等の相手を選ぶ。そうすることで攻撃と防御が相殺されてスポーツとして成り立つ。しかしこのように明らかにスキルの差がある戦いは一方的な暴力であり、暴力を放映する違法的なエンタメと疑わざるを得ない。
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