自治会班長選びで「障害さらされ自殺」遺族提訴
▼記事によると…
・知的障害や精神障害のある大阪市平野区の男性=当時(36)=が自殺したのは、自治会の班長選びをめぐり、障害者であることや、自分にできない作業などを記す文書の作成を強要されたのが原因だとして、男性の両親が自治会と当時の自治会長ら2人に計2500万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴したことが分かった。
・被告側は請求棄却を求め、争う方針を示した。男性が文書を作成した事実は争わないとしながらも「強要はなかった」などと反論した。
・取材に応じた男性の兄(41)によると、男性はもともとおとなしい性格で、10年ほど前に統合失調症と診断された。簡単な身の回りの作業はできるが、近くに住む家族以外の人と接したり話したりすることを極端に苦手としていたという。
「自己紹介もできず苦手な弟が、言いたくない『障害がある』ということを進んで書けるわけがない」と兄。周囲による無理強いがあった可能性を指摘。
・「経緯をうやむやにしないでほしい」と考える兄は同市に公益通報を行い、調査を求めている。
fa-calendar2020.7.31 10:11
https://www.sankei.com/affairs/news/200731/afr2007310004-n1.html
>>『産経新聞』のご購読お申し込みはこちら
fa-lightbulb-o統合失調症
統合失調症は、幻覚や妄想という症状が特徴的な精神疾患です。それに伴って、人々と交流しながら家庭や社会で生活を営む機能が障害を受け(生活の障害)、「感覚・思考・行動が病気のために歪んでいる」ことを自分で振り返って考えることが難しくなりやすい(病識の障害)、という特徴を併せもっています。
統合失調症 - 厚生労働省
fa-twittertwitterの反応
誰か代わってやるぐらいの配慮ができなかったのか 情けない自治会
— ヒロオ (@hiroo51831) July 31, 2020
大人になってから統合失調症になっても文字は書けるし、ある程度の計算はできる。
出来ないのは知的障害があったから。それでもくじ引きで選出と知って事前に相談に行けている。
何が出来て何が出来ないのか。
なぜ皆が嫌がるくじ引きを真っ先に逃れるのか、他の人を納得させる必要はあると思う。— Negative Bomber (@apXeQVEm73Zp8p1) July 31, 2020
最後の一文は自殺した方を責めてるのではありませんよ。
その自治会のあり方が問題なのです。老人世帯、障害者単身世帯は自治会費のみで行事は自由参加にしてる自治会もあるということ。しかも会費減免等も自治会で決めることが出来る。それをしていたのかということ。— 日本チャチャチャ (@ddvVVzFJQAQ91YD) July 31, 2020
ご冥福を心よりお祈り申し上げます…🌸 合掌🙏
貴方の様な無垢で純情な方が皆様を束ねる力が有ると思います。誠に残念です。
天国で安らかにお過ごし下さいね pic.twitter.com/ReLdGz6EiF
— music club 佳太郎 (@musiccl78851579) July 31, 2020
12年住んでる今の自分の町内は自治会がありません。
大通りひとつ隔てた町に住んでいる時は自治会もありましたが、
一度班長になるとその次に誰も引き受けて頂けませんでした。
向かいのおたくは25年間一度も班長をやっていない事を知り、
引っ越しました。清々しました。戸建ての持ち家だと・・
— 楽しい動物園777 (@nobuyuki58051) July 31, 2020
fa-commentネット上のコメント
・より良く暮らす為の自治体に苦しめられるのは何なんだろう。
・やりたくとも出来ない事に死を選択する様な辛い思いをしたと思います
・亡くなった方が身内に漏らしたという「さらし者だ」という言葉が切ない。
・個人的な考えは、バランス。完全な平等などは存在しない。
・社会に順応させようとするのは良いと思うけどせめて、班長に任命されても自分達が手伝うから一緒にやりましょうって言えんかったんかと思いますね。
・今後はこのような事がおこらないように願うばかりです。
・自殺なさった方のご冥福をお祈りいたします。
\\SNSで記事をシェア//
Xでシェアニュースを
Follow sharenewsjapan1