
真鍋氏「研究、ただ心から楽しんだ」 米大で記者会見
▼記事によると…
・2021年のノーベル物理学賞を受賞することが決まった真鍋淑郎・米プリンストン大学上席研究員(90)は5日、同大で開いた記者会見で「我々は今起きている気候変動を認識し、対処する必要がある」と述べた。気候変動の根拠を科学的に示した研究が評価されたことへの喜びを語るとともに、気候変動の被害が世界で広がっていることへの危機感を表した。
・日本から米国籍に移し、米国に根を張った研究生活を続けた理由について、真鍋氏は「日本は互いを邪魔しないように協調する」と日本の慣習をまず説明した。「私は協調が得意ではなかった。(米国では)他の人が感じていることをあまり気にせずに行動できる」と述べ会場は笑いにつつまれた。
米国の研究生活について「コンピューターを使いたいだけ使え、好きな研究ができた」とも振り返り、研究資金の潤沢さや資金申請の複雑さの違いなどもにじませた。
fa-calendar2021年10月6日 5:27
fa-chainhttps://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN05EDV0V01C21A0000000/
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fa-wikipedia-w真鍋淑郎
真鍋 淑郎は、日系アメリカ人の気象学者。理学博士。2021年ノーベル物理学賞受賞。気候モデルによる地球温暖化の予測で著名。
生年月日: 1931年9月21日 (年齢 90歳)
出典:Wikipedia
fa-commentネット上のコメント
・“日本は 互いを邪魔しないように協調する” とは上手い言いまわし。まさに この問題が、見えない所で猛威をふるい社会を停滞させてる。
・学術会議、改造が急務!!
・純粋に研究ができて、スパコンも好きな時に好きなだけ使えるような環境だったら、違った状況になっていたのかも
・仕事を楽しんでできるとは、なんと幸せな人生であろうか。ありえない世界を見ている気がする。
・すてき。移民って手があるのかと学びもした。娘には教えておこうっと。
・おんぼろニッポンの大学や研究機関の中ではできなかったんだろうな
・日本はこの受賞を喜んでる場合ではないんじゃない?