脇腹を包丁で突き刺し、逃げる女子大生を路上に転倒させ首や背中も多数回刺して殺害… 同級生男に懲役20年 → 裁判長「まだ若年で更生の余地がある」

2021-07-14

静岡の女子大生殺害、懲役20年　ストーカー罪の同級生男

▼記事によると…

・静岡県沼津市で2020年6月、大学2年の山田未来さん（当時19）を殺害した事件

・20駐車場に止めた車の中で、山田さんの脇腹を包丁で突き刺した上、逃げる山田さんを路上に転倒させ首や背中も多数回刺して殺害した。

殺人やストーカー規制法違反（ストーカー行為）などの罪に問われた同級生の堀藍被告（21）の裁判員裁判で、静岡地裁沼津支部は14日までに、懲役20年（求刑無期懲役）の判決を言い渡した。

検察側は2人の関係を「他人同然」としたが、判決理由で菱田泰信裁判長は、LINE（ライン）のやりとりなど「一定の交流があった」と指摘。事件前に業務用包丁を購入したり、段ボールを使って刺す練習をしたりしたとして「計画性は高い」と述べた。

その上で、山田さんにLINEをブロックされ生きがいを奪われたとする動機に関し「あまりに理不尽な逆恨みで、酌むべき点は全くない。犯行態様は残忍で、被害者の無念さは計り知れない」と非難した。ただ量刑の理由について「まだ若年で更生の余地がある」などとした。

2021年7月14日 9:52
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE139PO0T10C21A7000000/
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