中国「豪ロブスターから高濃度の重金属を検出した。輸入停止する」→ 漁獲量の90%(約1017億円)が中国向けで倒産危機

豪ロブスター業界が悲鳴 「過剰な中国依存」から脱却できなかったワケ

▼記事によると…

・中国との関係が悪化の一途をたどるオーストラリア。モリソン首相が昨年、新型コロナウイルスの感染源をめぐり独立調査を求めたことに猛反発した中国は、オーストラリア産品に高関税を課すなど次々と制裁措置を繰り出す。オーストラリアにとって中国は最大の貿易相手国。過剰に中国に依存し、輸出先の多角化に対応できていなかったロブスター業界からは悲鳴が上がる。

・南東部タスマニア島を中心とするタスマニア州からは2018~19年、輸出品の31.5%が中国に向かった。金額ベースでは約12億豪ドル(約1017億円)に上る。中でもロブスターは漁獲量の90%以上が中国向けだった。

・中国がオーストラリア産品の輸入を制限する中、ロブスターも昨年11月、中国で通関手続きが滞っていると伝えられた。その後輸入が止まった。多くの漁師が漁に出られない状態が続く。中国側はロブスターに高濃度の重金属が含まれていたと主張するが、オーストラリア側は否定する。

・これまでも重症急性呼吸器症候群(SARS)が流行した時期などに中国以外の市場開拓を目指したことがあったが、ヒディング氏は「他国と取引しようとすると、中国はさらに高い買い取り額を提示してきた」と中国依存から脱却できなかった背景を説明する。

・ヒディング氏は「きれいな海で育った素晴らしいロブスターを買いたいと思う人は世界にいるはず」と話す。今後は生きたまま輸出するのではなく冷凍加工し、世界各地の高級レストランに販路を開拓する考えだ。

2021.6.14 06:01
https://www.sankeibiz.jp/business/news/210614/bsm2106140601001-n1.htm

ロブスター


ロブスターは、狭義にはエビ目・ザリガニ下目・アカザエビ科・ロブスター属 に分類される甲殻類2種を指す。 ザリガニ下目、ひいてはエビ類としても最大級の大きさで、西洋料理では高級食材として扱われる。食材名としては「オマール」、「オマール海老」、「オマールロブスター」、「ウミザリガニ」とも呼ぶ。
ロブスター - Wikipedia

ネット上のコメント

いつものやり方

ロブスター食べたい。エビチリ風にしたら絶対美味しいわよ。

中華依存はねぇ……

日本の漁業とバッティングするかと思ったけど 季節が逆ってトコロをうまく活かせれば 共存目指した方が案外メリットあるのかな?…

得意の難クセ

どっかで買おうぜ。

待ってます

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