【ブランドを作れない日本】by キンコン西野
▼ブログより…
で、この国が「安い国」になってしまった原因って、いろんなところで語られているし、もちろん、一つじゃないと思うのですが……エンタメを通じてサービスを提供している立場から言わせていただくと、やっぱり日本は「ブランドづくりが下手」というのと、それ以前の問題として、「日本人が日本人のブランド作りを許さない」というのが大きいと思っています。
日本人って、商品の付加価値が目に見えるものになっていないと、「こんなに高いのはおかしい!宗教だ〜!」と騒いじゃう感じあるじゃないですか?
たとえば、A社が販売しているカバンと、同じようなカバンを、山田太郎さんが、それよりも高い値段で販売していて、その山田太郎さんのカバンが売れていた時に、外野が「宗教だ〜!」「山田太郎から搾取されてる〜!」と言っちゃう感じ。
でも、もちろん、まったく同じものが高い値段で売れるわけがなくて、そこには山田太郎さんのストーリーが付加価値として乗っかっていて、それが、「山田太郎さんへの支援」だとか、「山田太郎さんの成果物を持っている俺」に繋がっているわけじゃないですか。
それこそがまさに「ブランド」の正体だと思うのですが……そこを認めない空気感が日本中に漂っていて、その結果、ほぼ原価でしか商品売れない空気になっている。
一方で、顔を知らない外国人のブランドは歓迎していて、「GUCCI」とかに対して「宗教だ〜!」とかは言わない。
そりゃ、日本は安くなるわけで。。
その変なノリをやめない限り、「人口が減り続けている中、薄利多売競争に参加させられる」という地獄絵図が展開されるわけで、これは、コロナとかまったく関係のない問題だと思っています。
fa-calendar2021-01-21 07:56:45
https://ameblo.jp/nishino-akihiro/entry-12651572908.html
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fa-commentネット上のコメント
・ブランドを名前だけだと思ってんだな
・こいつの発言は大概俺らに喋ってるのではなく信者の信仰心に訴えてる
・違う、お前が言われてるのはそこじゃない
・教祖様がこうおっしゃでますです
・価値が伴ってないからだろw
・あっそう
・確信付かれてキョドってる文章だな 分かりやすい
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