自民と維新の連立条件「議員定数の削減」に、立憲・蓮舫氏「到底容認できない」

立憲民主党の蓮舫議員が18日、自身のXを更新し、日本維新の会が自民党との連立条件として提示した内容に対して意見を表明しました。

この日、日本維新の会の吉村洋文代表はテレビ番組に出演し、自民党との連立に向けた条件として「議員定数の削減」を最重要項目に挙げました。そのほかにも「副首都構想」「社会保険料引き下げ」「食品減税2年間ゼロ」「企業団体献金の廃止」などを求める姿勢を示しました。

これに対して蓮舫議員は、Xで「裏金議員の問題に端を発し、30年来も先送りされてきた『政治とカネ』。その改革の原点は、企業・団体献金の廃止です」と述べました。そして「それを『連立のため』に議員定数削減へとすり替える姿勢は、到底容認できません」と断じ、「本質をずらすことなく私は向き合います。政治改革の出発点です」と強調しました。

蓮舫議員は、議員定数削減という方向に政治改革の焦点が移されることに対して明確な異議を唱え、あくまで企業・団体献金の廃止こそが真の改革の第一歩であると訴えています。政治と金の問題が再び注目を集める中、その論点を曖昧にさせずに取り組むという姿勢を明らかにしています。

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