ブレイキングダウン出場の韓国籍格闘家・キム・ジェフン被告ら5人、金密輸にかかわった疑いで逮捕
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格闘技イベント「ブレイキングダウン」に出場経験のある韓国籍の格闘家キム・ジェフン被告が、金メダルを装った純金を密輸しようとした疑いで逮捕・起訴されました。

ざっくりPOINT
  • キム・ジェフン被告が日本人7人を関西空港へ渡航させ、金メダルを装った純金約3.5キロを密輸しようとした疑い。
  • 大阪税関の検査で発覚し、職員が金メダル状の金を発見。
  • 被告が「金に困っており報酬目当てで引き受けた」と供述し、容疑を認めた。

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報道の詳細

深 掘 り

格闘家による金密輸事件が示す、経済的困窮と犯罪の結びつき

今回の事件は、格闘技イベント「ブレイキングダウン」で知られる韓国籍の格闘家キム・ジェフン被告が、金メダルを装った純金を密輸しようとした疑いで逮捕・起訴されたというものです。警察の調べによると、被告は韓国にいる共犯者から依頼を受け、日本人7人を使って関西空港へ純金を持ち込ませようとしました。純金は大会のメダルを装う形で隠されていましたが、税関職員によって発見され、犯行が明らかになりました。

注目すべきは、被告の供述内容にある「金に困っていた」という部分です。格闘家という職業は華やかに見える一方で、安定した収入を得ることが難しく、特に試合に出られない期間は生活が厳しくなるケースも多いとされています。SNSなどでは「格闘技界の経済的格差」や「セカンドキャリア支援の不足」が指摘されており、今回の事件はその一端を浮き彫りにした形です。

さらに、金密輸事件は国内外で増加傾向にあります。金の価格高騰と日本の消費税制度を悪用した密輸は、犯罪グループの資金源となっており、今回も転売による利ザヤを狙った犯行とみられています。警察は背後に組織的な関与があるとみて捜査を進めています。経済的困窮と犯罪の結びつき、そしてスポーツ業界の脆弱な支援体制が問われる事件となっています。

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