【サンモニ】イラン出身女性タレント、参院選について「悲しいのは議題の中の外国籍の方への発言」「選挙権がない、発言できる権利がない人たちを(話題に)あげて、攻撃するのは違うんじゃないか」「すごく心苦しい」

イラン出身のタレント、サヘル・ローズさんが、選挙政策に外国人への排除的発言が含まれることに対して「選挙権がない立場として心苦しい」と語りました。

ざっくりPOINT
  • 「選挙権がないのに話題にされ攻撃される」と苦言
  • SNSでは賛否が割れた投稿が多数見られる
  • 地域参政権を巡る議論も再燃

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発言の自由と制度的制約を混同する危うさ

SNS上では、サヘル・ローズさんの発言に対して「選挙権がないことと発言機会がないことは別」「制度の問題を『攻撃されている』とすり替えるのはおかしい」といった冷静な指摘が多く見られました。

実際、日本では外国人に国政レベルの参政権は認められておらず、それ自体は憲法の枠内で明確に整理された原則です。

また、批判される言動があれば、それに対して反論するのも自由であり、「選挙権がないから反論できない」という構図は成立しません。

このように、制度的制約と感情的反発を混同することで、かえって本質的な共生の議論が歪められる懸念が強まっています。

多様性の主張には冷静な言葉の選びが求められる

社会の多様性を訴える上で重要なのは、感情論に偏らず事実に基づいた訴えを行うことです。

サヘル・ローズさんのように、外国人としての視点を社会に投げかける存在は貴重である一方、「攻撃されている」「優遇されていない」といった語り口が過剰な被害意識と受け取られ、かえって反感を招く場合もあります。

共感を得るためには、立場を超えた共通の問題意識を示すとともに、社会に溶け込む姿勢も不可欠です。

外国人参政権や移民政策といった重たいテーマに取り組む以上、一つ一つの言葉の重みと波紋を意識する冷静さが今後ますます求められます。

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