自民党広報、小野田議員を起用し動画公開 → 反応『選挙前じゃなかったら響くけどな?』『政権取っていたくせに、なぜ今までやらなかったの?』

自民党は7月5日、「違法外国人ゼロ」を掲げた政策動画を公式Xアカウントにて公開しました。

動画では小野田紀美参議院議員が、不法滞在や制度の悪用、土地取得や観光地での迷惑行為などを挙げ、具体的な対策として「法令遵守の徹底」「制度の適正利用」「透明性の確保」「観光・短期滞在者の迷惑行為対策」の4つの柱を説明しました。

党としては国民の不安に応えるかたちでの政策発信としていますが、投稿には「なぜ今までやらなかったのか」「選挙前だけのアピールでは」といった批判が集中。

ユーザーSouthernCrossさんは「政権取っていたくせに、なぜ今までやらなかったの?」と投稿し、さらに「この人もガス抜き要員。自民党内で影響力がない」と痛烈に批判しました。

ポストは100万回を超えて表示され、党の姿勢への疑念が広がっています。

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選挙前の発信が裏目に 自民党への信頼感が揺らぐ構図

自民党は長らく政権を担ってきた与党として、外国人政策にも一定の責任を負ってきました。

そのため、「違法外国人ゼロ」とする新たな方針の提示に対し、「今さら」「政権与党が長年取り組んでこなかったことを選挙前だけアピールしても信用できない」との声がSNSで相次ぎました。

特に治安や土地問題に絡む外国人の取り扱いは、保守層からの注目が高く、自民党もこれまでに水際対策や在留管理の強化を進めてきた経緯があります。

しかし、実効性に欠けたとの評価が根強く、政策実行の遅れや一貫性のなさに対する不満が蓄積していました。

小野田氏自身は保守的な立場で知られ、支持層からの期待も大きい人物ですが、党内でどこまで実現力を持てるかが焦点とされており、今回の動画発信が逆にその限界を浮き彫りにした格好となっています。

「打ち出しだけ」では響かない政策姿勢の限界

今回の自民党の発信は、対策の必要性を認めつつも「なぜ今まで何もしてこなかったのか」という根本的な疑問を掘り起こしました。

特に、選挙前に限って発信が強化される傾向にあることから、「単なるパフォーマンス」「票狙い」との見方が広がっています。

小野田紀美氏のように保守層から支持を得ている議員の言葉であっても、政権与党に所属していながら政策を実現できていないことへの失望が強く、「言っていることは正しいが、実行力がない」との評価が目立ちました。

有権者が求めているのは、宣言ではなく行動と結果です。

発信のタイミングや背景が疑念を呼ぶようでは、どれだけ内容が正しくても信頼にはつながりません。

自民党には、言葉だけではなく制度として着実に進める具体的な行動が強く求められています。

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