
参院選東京選挙区の無所属候補である山尾しおりさんは、自身のXアカウントで「万が一皇位が途絶えたら、国会は開けず、総理は選べず、そう決めた憲法は変えられず、日本の社会は止まる。どう考えても皇位継承は最重要課題」とポストしました。
山尾さんはこの発言を通じて、皇位継承問題が日本の統治機能に深刻な影響を与えかねないと警鐘を鳴らしています。
憲法で定められた天皇の地位が空位になると、憲法第7条に基づく国会の召集や首相の任命といった国政手続きが停止する可能性があるためです。
このポストは27万回以上表示され、大きな反響を呼んでいます。
話題のポスト
万が一皇位が途絶えたら、国会は開けず、総理は選べず、そう決めた憲法は変えられず、日本の社会は止まる。どう考えても皇位継承は最重要課題。
— 山尾しおり(無所属・参院選東京選挙区) (@ShioriYamao) July 5, 2025
Xの反応
覚悟は見えたので頑張ってください!
— Masatada kaikeishi challenge (@MasatadaC76730) July 5, 2025
皇位継承が最重要課題と認識されているのであれば、男系の旧宮家の皇籍復帰に尽力をどうかお願いします!!!!!
— おみほ (@mihokon0314) July 5, 2025
んじゃ、男系で続いている旧宮家の復活よろしく!
— baaturaa (@baaturaa) July 5, 2025
うんうん その通りです。
— 松健2 (@KenjiMatsuoka10) July 5, 2025
悠仁親王殿下までは決まってますね。
その先の話ですよね?
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皇位継承の制度的問題と立法上の課題
現在の皇室典範では、皇位継承資格を持つのは男系男子に限定されており、皇族の数が減少する中で将来的な継承が危ぶまれています。
皇族の減少に伴い、現時点で皇位継承順位を持つ人物は限られており、万が一現在の皇位継承者が全員継承不可能な事態となれば、憲法機能の一部が麻痺する可能性が現実味を帯びてきます。
過去には女性宮家創設や女系天皇容認の議論も行われましたが、保守層の反発もあり、制度改正は実現していません。
山尾さんの発言は、こうした制度的停滞に一石を投じるものであり、政治の場での本格的な議論の再開を促すものです。
特に天皇の国事行為が形式的であっても、実際には不可欠な存在であることを再確認する内容となっています。
現実に備えた制度見直しの必要性
山尾しおりさんのポストは、皇位継承問題が単なる皇室の問題ではなく、日本の国家運営全体にかかわる深刻な課題であることを示しています。
憲法に規定された手続きが天皇の存在を前提としている以上、皇位が不在となれば国政の基本的な機能が停止しかねません。
これは仮定の話ではなく、現実に備えるべき制度的課題であり、立法府の責任として早急な議論が求められます。
皇位継承を巡る議論は長年棚上げされてきましたが、国民の理解と納得を得ながら、現行制度をどう見直すかが問われています。
山尾さんの指摘は、その出発点として大きな意味を持ち、社会全体で向き合うべき論点を浮き彫りにしています
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