富士登山3回目の米国人(サンダル)、低体温症で救助
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富士山の富士宮口でサンダルを履いたアメリカ人男性が山開き前に単独登山を行い、低体温症で救助されたことに対して、無謀な行動として批判が相次いでいます。

ざっくりPOINT
  • サンダル登山に呆れ声続出
  • 日本の救助体制に甘えすぎ
  • 「経験者」発言に信頼ゼロ

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外国人登山者の装備不備が招くトラブル

富士山は国内外から年間約20万人が訪れる人気登山地である一方、装備不十分な登山者による遭難が後を絶ちません。

特に海外からの旅行者が「観光感覚」で登るケースが問題視されています。

山開き前は山小屋や救護体制が整っておらず、天候も不安定で危険が伴う時期です。

今回のようにサンダルで登山し、体調を崩すケースでは、関係者や救助隊に過大な負担がかかります。

富士山では事前の登山計画書の提出や、装備のチェックを促す取り組みが進められており、2024年には静岡・山梨両県が共同で「適正登山キャンペーン」を展開しました。

富士山のような標高の高い山では、たとえ登山経験があっても軽装や独断的な行動は命取りになりかねません。

リスク軽視が信頼を失う原因に

今回の一件に対してXでは「迷惑すぎる」「税金使って救助するのか」といった批判が噴出しています。

特に「富士登山は3回目」という男性の発言に対し、「経験があるならなぜサンダル?」といった不信感の声が相次ぎました。

登山は自己責任が原則であるという認識が根強く、無謀な行動で救助されることへの厳しい目があります。

さらに、観光客による山岳トラブルが多発すると、地域住民や関係者の登山への協力姿勢に悪影響を及ぼしかねません。

富士山は世界文化遺産でもあり、登山者には文化的・自然的価値を守る責任も問われます。

今後は登山規制の強化や装備不備者の入山制限など、より厳しい対策が求められることになるでしょう。

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