参政党代表「高齢の女性は子どもが産めない」に、女性歌手(48)が激怒!「女性を下に見るんでしょ!男は何様なんだよ」

シンガー・ソングライターの柴田淳さん(48歳)が4日までに自身のXを更新し、参政党の神谷宗幣代表が「高齢の女性は子どもが産めない」と発言したことに強く反発しました。

柴田さんは3日に公示された参院選(20日投開票)の第一声を伝える記事を引用し、「そもそもさ、女は国の為に子ども産んでんじゃないんだわ。それを忘れないでいただきたいです」と投稿しました。

さらに、「産む機械だと思ってるから 産まなかった女性 産めなかった女性 産めなくなった女性を下に見るんでしょ」と指摘し、「頭悪すぎなんだよ 男は何様なんだよ」と厳しく批判。

「みんな女から産まれてきてんだよ もう少しリスペクト持てよ」と訴えました。

続いて別のポストでは、「まさか、少子高齢化を女のせいになんてしないでね。女が子供を産まないから少子高齢化になった。女が悪い!ってなりそうで怖い。こういうの支持してる人って」と、神谷氏の発言を問題視しつつ警鐘を鳴らしました。

神谷代表は街頭演説で、少子化対策に触れ、「子どもを産めるのも若い女性しかいないわけですよ。高齢の女性は子どもが産めない」と述べ、「若い女性に子どもを産みたいなとか、安心して暮らせるという社会状況を作らないといけないのに、『働け働け』とやり過ぎた」と語っており、発言は生物学的な現実を根拠にしていたものの、賛否を呼んでいます。

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女性の尊厳と性別による期待をめぐる議論

神谷氏の発言は「高齢女性は子どもを産めない」という、生理学的事実から少子化対策の必要性を訴えたものでした。

しかし、この指摘が女性を「子を産む存在」として価値付けし、それ以外を否定的に捉える言説と受け止められたことで批判が広がっています。

実際、日本における少子化問題は出生率低下だけでなく、労働環境・育児支援制度・保育所不足・キャリア形成の難しさなど、複合的な課題が絡んでいます。

欧米を中心に、性差別とともに性別役割への固定的期待が、少子化や社会変革に伴う抵抗として指摘されることが多く、女性の役割に対する価値観が問われる場面でもあります。

神谷氏の発言は、こうした女性の尊厳や選択肢を脅かす構図への懸念と重なっています。

今回の問題発言を受けてのまとめ

柴田淳さんの反論は、神谷宗幣氏の発言がただの生物学的事実の指摘を超えて、女性への敬意を著しく欠いたものであると強調しています。

生理的な事実と社会的文脈を切り離し、女性にのみ責任を求めるような構図は、性別に基づく期待や偏見を助長する恐れがあります。

今後、少子化対策を真に進めるためには、労働制度の見直しや男女問わず子育てと仕事を両立できる社会インフラの整備が不可欠です。

神谷氏のような発言が政治的議論から一過性の驚きに終わるのではなく、社会全体で性別や年齢に基づく価値観を再考するきっかけとなることが望まれます。

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