
お笑いトリオ・パンサーの尾形貴弘さんが2日、自身のXを更新し、出演したバラエティ番組に関する思いを語りました。
尾形さんは先日放送された『しゃべくり007』(日本テレビ系)に、愛娘と共にゲスト出演しました。
番組では、自宅でのエピソードとして「娘にチューしようとしたら“イヤだ”って言われて、それをママに告げたら、妻に無言で近づかれビンタされた」と笑いを交えて紹介。
その後、スタジオでMCの上田晋也さんがビンタの場面を再現し、その様子に娘は大笑いしていたといいます。
この場面が放送されると、視聴者からは賛否が巻き起こりました。
それを受け尾形さんはXで「バラエティーは真剣に見ないでください!!」「全裸でソファーで寝転がって、じゃがりこ食べながら見て!!」とポスト。
さらに「心配なんてしないで!!全くやらされてないです!僕がやりたくてやってます!!特殊な訓練うけてます!バラエティーは娯楽です!!!!そうだぁーーーーー!!」と投稿し、視聴者にバラエティ番組の見方を呼びかけました。
話題のポスト
バラエティーは真剣に見ないでください!!
全裸でソファーで寝転がって、じゃがりこ食べながら見て!!心配なんてしないで!!
全くやらされてないです!
僕がやりたくてやってます!!
特殊な訓練うけてます!バラエティーは娯楽です!!!!
そうだぁーーーーー!!
— パンサー尾形 (@ogaogaoga399) July 2, 2025
Xの反応
かっけえよ
— のあ (@nnnxxxkkkk) July 2, 2025
いつか何の番組か忘れたけど
こっちは家族食わせるために本気でやってんだよ!!!!
って言ってたの聞いてから尾形のことめっちゃ好きになった、誰にでもできる仕事じゃない
熱い男だよ
これからもジャンポケの一員としてがんばってくれ!!!!
さんきゅーでぇーす!
怒られている人を見るとストレスを感じるんだけど、人が虐げられてるのを見てストレスを感じる人もいるんじゃない?
— 豚の紅 (@kigurumiiiiiii) July 3, 2025
真剣に見てるわけじゃないけど、そういうシーンが流れるんだろうなって想像しただけでストレス。
繊細な人っているから仕方ない、そういう声が拾われるようになったんだお。
ポストの埋め込みに失敗しました。
尾形さんの「やりたくてやってる」って言葉、めっちゃかっこいい。
— やすひろ (@Enigma_Hanuman) July 2, 2025
でも、そう言わせてる構造を疑いたくなるくらい、最近のバラエティはギリギリ攻めすぎ。
芸人さんはエンタメのプロ。でも制作側には“人として”扱うプロ意識も求めたい。
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芸人が抱える「演出と現実」のギャップ
近年、バラエティ番組に対する視聴者の見方が多様化し、過剰な演出や芸人のリアクションに対する「やらせ」や「無理をしているのでは」といった声が増えています。
芸人たちは、笑いを取るために体を張る一方で、その意図が誤解され、SNSなどで炎上することも少なくありません。
特に家庭や子どもとの関わりが映し出される場面では、視聴者の倫理観が強く反応しがちです。
尾形さんのように「本人の意志で行っている」という立場を明言する芸人も多く、過剰な心配や批判が、かえって番組の自由な表現を制限する事態も懸念されています。
視聴者には、演出の意図や番組の性質を理解したうえで、適切な距離感で楽しむ姿勢が求められています。
尾形さんの真摯な姿勢と視聴者へのメッセージ
尾形貴弘さんの今回の投稿は、バラエティ番組に出演する芸人としての責任感と、視聴者との距離感を意識した誠実な呼びかけでした。
家族との共演というセンシティブな題材でありながら、あえて笑いに昇華させることで、番組全体の雰囲気を明るく保ちつつも、誤解を生まないように自らフォローした形です。
バラエティはあくまで娯楽であり、過度な批判や心配よりも、肩の力を抜いて楽しんでほしいという思いが込められています。
今後も芸人たちが自由に笑いを届けられる環境を守るためには、視聴者側の理解と寛容さが不可欠です。
尾形さんの姿勢は、そうした未来へのヒントを与えるものでした。
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