格闘家・YUSHIさん「夫婦別姓ってそんなに大事?」「『結婚はしたい。でも夫婦別姓でいたい』って主張を、 日本の家族制度ごと変えてまで守る必要ある?」
Image © Share News Japan

格闘家・YUSHIさんは、「夫婦別姓ってそんなに大事?」と題し、日本の夫婦別姓制度に関する疑問を投げかけるポストを行いました。

投稿では、女性側のアイデンティティを守るために別姓を求める声があることに触れつつ、「そこまで苗字を大事にしたいなら女性側の姓にすればいいだけの話では」との見解を示しています。

さらに、「結婚しないで子供だけ作って、どっちかが引き取れば普通に別姓の親子だ」と述べ、法的婚姻制度にこだわらない選択肢もあると主張。

そのうえで、「結婚はしたい。でも夫婦別姓でいたい」という立場を、「日本の家族制度ごと変えてまで守る必要があるのか」と問いかけました。

このポストは、夫婦別姓に対する賛否を問う論点として、多くの反響を呼んでいます。

話題のポスト

Xの反応

関連


深掘

夫婦別姓をめぐる議論と制度の現状

日本では民法750条により、結婚すると夫婦いずれかの姓を選択し、同姓とすることが義務付けられています。

実際には約96%の夫婦が夫の姓を選んでおり、特に女性の改姓が多く、職場や学術的業績、パスポートなどの名義変更に多くの負担が伴うとされています。

このため、夫婦別姓を認める法改正を求める声は根強く、複数の訴訟も起こされていますが、最高裁はこれまでに違憲とは判断していません。

一方で、保守的な立場からは「家族の一体感」や「制度の安定性」を理由に現行制度維持を支持する声もあります。

近年は、婚姻届を出さずに事実婚を選ぶ夫婦も増加しており、別姓での子育てや生活を送るケースも実在しています。

ただし、事実婚では税制や相続、社会保障など法的保護に制限があるため、完全な代替とは言い難いのが実情です。

制度の在り方を巡る議論は今後も続くとみられます。

共感広がるYUSHIさんの意見

YUSHIさんのポストには、「もっともだと思う」「その通り」「家族制度を壊してまで別姓にこだわる意味が分からない」といった賛同の声が多数寄せられています。

特に、「姓にそこまでの執着があるなら事実婚にすればいいのでは」「夫婦で話し合って女性側の姓にする選択肢もある」といった意見に共感するユーザーが多く見られ、夫婦別姓を巡る議論に一石を投じる形となりました。

SNS上では、現行制度をあえて変える必要性に疑問を呈するコメントも多く、制度変更を求める側の主張に対する冷静な視点や疑問の声が拡散しています。

家族のかたちは多様であるべきという前提は尊重しつつも、「現状の制度でも工夫次第で対応できるのではないか」といった実用的な視点が共感を呼んでいます。

こうした声の広がりは、制度改革を進める上で無視できない国民感情の一端を表しているといえるでしょう。

───あなたの感想は?───

Loading spinner

\\SNSで記事をシェア//

Xでシェアニュースを

〔Share News Japanを支援〕



 アンケート投票 & 結果確認