
河野太郎氏が6月24日、自身のXアカウントで「今日からiPhoneにマイナンバーカードの搭載が始まりました。すでに10万件を超えたようです。ぜひ、試してください」とポストし、iPhone上でのマイナンバーカード対応が正式にスタートしたことを明らかにしました。
添付された画像には、スマートフォン内でマイナンバーカードが表示された様子が映されており、「デジタル庁から マイナンバーカードが使用可能になりました」との通知も確認できます。
この機能は、マイナンバーカードを物理的に持ち歩かずとも、iPhoneひとつで本人確認や行政サービスの利用が可能になるもので、利便性向上を目的としたデジタル化施策の一環です。
すでに初日で10万件以上の登録が行われたことは、利用者の期待や関心の高さを物語っています。
話題のポスト
今日からiPhone にマイナンバーカードの搭載が始まりました。すでに10万件を超えたようです。ぜひ、試してください。 pic.twitter.com/zSry9dmuTX
— 河野太郎 (@konotarogomame) June 24, 2025
Xの反応
薬局でマイナ保険証として提出するとき使えますか?
— まめお (@mameo0000) June 24, 2025
入れる方はスマホ落とさない様に。
— 瓦撫子 (@awxIvJKzxVRvpKy) June 24, 2025
医療機関で受付の際に、今の機器だとスマホの読み取りができないのではないですかね?
— 淀屋橋 (@UWF46) June 24, 2025
アレは物理カード専用っぽいですが。
マイナンバー作ってない自分
— りょ〜ちゃん (@mWhJPiNOmy5BOMQ) June 24, 2025
関連
深掘
マイナンバーのスマホ搭載がもたらす変化
今回のiPhoneへのマイナンバーカード搭載は、日本のデジタル行政の大きな転換点といえます。
スマートフォンへの搭載により、コンビニでの各種証明書発行やマイナポータルへのアクセス、健康保険証としての利用、本人確認など、あらゆる場面での利便性が格段に向上します。
カード紛失リスクが軽減され、本人確認もよりスムーズに行えることから、実生活への浸透が期待されています。
なお、今回の機能追加は、Appleとデジタル庁の連携によって実現したものであり、Android機種ではすでに導入されていた仕組みに、ようやくiOS側が対応した形です。
導入初日から10万件超の申請があるというスピード感も、行政サービスに対する期待値の高まりを示すものです。
一方で、セキュリティやプライバシーへの懸念も依然として存在しており、今後は利便性と安全性を両立させる取り組みが重要となってきます。
デジタル行政の信頼を築く第一歩に
今回のiPhoneへのマイナンバーカード対応は、デジタル社会への本格移行を加速させる象徴的な出来事です。
物理カードに頼らず、スマートフォン一つで行政手続きや本人確認が可能となることで、手続きの簡素化と利便性が劇的に高まります。
これまでマイナンバー制度に対して慎重だった層にとっても、利用へのハードルが下がることが予想されます。
しかし、行政への信頼が揺らぎがちな昨今、この新サービスを多くの国民が「安心して」利用できる体制整備が不可欠です。
システム障害や情報漏洩が一度でも起これば、デジタル化全体への不信感につながりかねません。
その意味で、今後はユーザー視点での説明責任や技術的な信頼性の確保が問われることになります。
今回の導入をきっかけに、より多くの人々が「便利で安全」と感じられるデジタル社会の実現が期待されます。
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