GACKTさん「『男が奢るのが当たり前』って考え方は、男女平等の観点からすれば矛盾する。都合のいいとこだけ“古い美学”に乗っかってくる者が多い…」

歌手のGACKTさん(51)が23日、自身のXを更新し、料理研究家のリュウジ氏が過去に炎上した“男子おごり”論争について意見を述べました。

リュウジ氏は2023年10月、見知らぬ女性たちと食事を共にし、男性側が当然のように会計を負担したことに違和感を覚えた経験をポスト。

この投稿には賛否が集まりました。

GACKTさんは22日、リュウジ氏が当時の騒動について語ったYouTubeの内容を取り上げた記事に言及し、「彼の言いたかったこと、ボクには痛いほどよくわかる」と共感を表明しました。

さらにGACKTさんは、「男女平等と男女公平が混同されている」と指摘。

「男が奢るのが当たり前」という考えは、男女平等の観点からすれば矛盾していると述べました。

そして、「正義ごっこ」がSNSで横行し、特定の立場が不当に攻撃されやすい現状を問題視。

「自分の“美学”を持って生きることの大切さ」を強調しました。

最後にGACKTさんは「誤解されても動じない強さこそが本物」とし、リュウジ氏に「今度、ゆっくり飯でもどう?」と呼びかけました。

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現代社会における男女観とSNSの影響

男女平等が求められる現代において、「男がおごるべき」という価値観はしばしば議論の的になります。

この価値観は伝統的なジェンダーロールに基づいており、経済的・精神的なリーダーシップを男性に求める文化的背景があります。

しかし、女性の社会進出が進み、収入やライフスタイルも多様化している中で、こうした期待は必ずしも合理的とは言えません。

また、SNSの普及により、意見の違いが炎上に繋がりやすくなり、対話よりも対立が目立つ傾向があります。

特に著名人の発言は拡散されやすく、意図しない形で批判されることも多いのが現状です。

個人の価値観を尊重する姿勢が求められる今、相手への配慮と議論の余地を持つことが重要とされています。

美学を持って生きるということ

GACKTさんが述べた「美学を持って生きる」という言葉には、自分の信念を大切にしながらも他者を尊重する姿勢が込められています。

現代社会では、価値観の多様化が進み、正しさの基準が一つではなくなっています。

だからこそ、自分の中で何を美徳とし、どう行動するかを明確に持つことが、他人との衝突を避けるためにも必要です。

誰かに強制されるものではなく、自分自身の判断に基づいて行動することで、周囲との健全な関係を築くことができます。

また、批判や誤解を受けたとしても、冷静に対応することで本当の強さが示されるのです。

GACKTさんの発言は、現代人にとっての行動規範を再考する機会となっています。

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