立憲民主党、蓮舫氏を参院選比例代表に擁立 きょう正式決定へ
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立憲民主党は24日の常任幹事会で、参院選の比例代表に蓮舫氏を擁立することを正式決定する見通しです。

ざっくりPOINT
  • 東京都議選での蓮舫氏の応援活動が比例票掘り起こしに貢献
  • 支援団体や党内で慎重論もあったが、都議選効果を重視
  • 国民民主党の山尾氏擁立騒動の二の舞を避ける判断材料に

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都議選での蓮舫氏の存在感とその評価

蓮舫氏は昨年の都知事選で約128万票を得るなど、全国区での知名度は抜群です。

そのため、比例代表の票の呼び起こしが期待されていました。

特に今回の都議選においては、各選挙区で精力的に応援演説やポストを通じた支援を行い、立憲の候補者全体の得票率向上に一定の効果があったと見られます。

労働組合など支援団体の中には、比例枠に組織内候補が回らなくなるデメリットを懸念する声もありましたが、都議選での実績を踏まえ、党執行部は擁立を優先する判断を下しました。

なお、他党の候補擁立を巡る混乱事例への警戒もあり、慎重な戦略立案が求められています。

参院選に向けた蓮舫擁立の展望

蓮舫氏擁立によって、立憲は既存支持層に加え無党派層へのアピール強化を目指します。

都議選での躍進を起爆剤とし、「結果を出せる候補者」としてのイメージを前面に押し出す狙いです。

ただし、比例票の増加が都議選の地元効果にとどまるのではないかとの懸念もあります。

加えて、党内には「支持が離れるのでは」という不安も残ります。

国民民主党での擁立混乱による支持率低下事例も参考に、蓮舫擁立は有効な成果に結びつけられるのかが問われています。

今後は政策共通性や選挙戦略との整合性、党内連携の強化が鍵となります。

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