都議選の投票率、前回上回る47.59%

夜の閉まる5分前に死ぬ気で駆け込みましたが、習い事、行事の多い子育て世代の投票はつらい。

— ドリブン@都内新米パパ30代 (@drvjpn) June 23, 2025

ポストの埋め込みに失敗しました。

低いとか言ってるやつ、自分の地域の投票率知ってるのか？　愛知県議選なんか、35%だぞ。

— 行雲流水 (@choukai2) June 22, 2025

前回より60万人が動いた！

これは凄い事だと思う！
でも、まだまだ半分か〜……

選挙権持つ、学生さん！！！
いま、投票いかないと自分の子を育てる時後悔するよ！！

— けい@事務職 (@k_jimushoku118) June 23, 2025

投票率上昇の背景にある社会不安と情報環境

今回の都議選で投票率が前回より上昇した要因には、物価高や政治不信といった社会的要因のほか、XやYouTubeなどを活用した情報発信の浸透も関係しています。

従来よりも若年層や無党派層が候補者や政党の動向にアクセスしやすくなり、「誰に投票するか」を自ら判断する土壌が整いつつあります。

加えて、今回の都議選は参院選の行方を占うという見方もあったため、政党の動きが可視化され、有権者の注目を集めやすい構図ができていました。

これにより、従来「選挙に行かない層」が関心を示すきっかけとなった可能性もあります。

都議会は生活に直結する議題が多く、関心の広がりは今後の地方政治の在り方を左右しそうです。

一過性ではない投票率上昇への期待

投票率が5ポイント以上も上昇したことは、政治参加の動きが一部で広がりつつあることを示しています。

しかし、この関心が持続するかどうかは今後の課題です。

過去には話題性のある人物や政党の登場で一時的に投票率が上がったものの、政権運営や議会の活動が期待を裏切ると失望が広がり、関心が急落する例もありました。

今回の都議選での高い関心を本格的な市民参加に繋げるためには、選ばれた議員が期待に応える政策を実行し、市民がその成果を実感できるような仕組み作りが不可欠です。

投票率向上を一過性の現象で終わらせず、民主主義の定着につなげることが、今後の政治の安定と信頼に大きく関わるでしょう。