
2025年6月21日、Xユーザーのはくさみさん(@okadatoshio010)が投稿したポストが大きな注目を集めています。
投稿された画像には、テレビ番組で紹介されたSNSに関する分析が映されており、「Instagram=若い女性が好むもの」「Twitter=独身男性が好むもの」と明記されています。
はくさみさんはこの放送に対し「潰すぞまじで」と強い言葉で不満を表明しました。
このポストは瞬く間に拡散され、午後7時29分の投稿から24時間も経たずに500万件を超える閲覧数、7.6万件以上のいいねを記録しています。
また、引用リポストや返信も続々と寄せられ、視聴者やネットユーザーのあいだで議論が活発化しました。
「そしたらXはネカマばっかってコト!?」「間違いではない」「どっちもやってる」など、賛否両論の反応が見られます。
SNSの利用者層を一括りにしたテレビの分析に対し、多くの人がユーモアや皮肉を交えながら意見を述べています。
話題のポスト
潰すぞまじで pic.twitter.com/QKJwJGV4ne
— はくさみ (@okadatoshio010) June 21, 2025
関連
反応
Instagram →健常者が好む物
— α珍 (@Steel__Tiger) June 21, 2025
Twitter →異常者が好む物
facebook→じぃちゃんばぁちゃんしか使わない
— 音 (@Ame_guitar_22) June 21, 2025
「若い女性」の私は「Twitter、X」が好きなんですが⋯?
— 🇱🇹²。 (@hiziriminnto) June 21, 2025
インスタやってる人って何で自分の顔とか晒そうと思うんだろうってずっと思いながらインスタやってるわ
— たっくん (@tJlZNws5Cj7207) June 21, 2025
深掘
「SNSと属性」分析は本当に正しいのか
今回のテレビ番組での分類は、SNSごとの利用傾向を端的に示したものでありながら、多くのユーザーから「ステレオタイプすぎる」との批判が上がりました。
たしかに、Instagramは視覚的な表現を中心としたプラットフォームであり、ファッション、美容、旅行などの分野に強く、比較的若年層、特に女性のユーザーが多い傾向は過去の調査にも表れています。
一方、X(旧Twitter)は、テキスト中心で匿名性が高いため、趣味や情報収集、政治的議論に利用する層が多く、結果的に男性ユーザーの割合がやや高いというデータも存在します。
しかしながら、SNSの使い方は多様化しており、「Instagram=若い女性」「X=独身男性」といった単純な図式で語るのは、あまりに一面的です。
今回の反応にも見られるように、実際にはどちらも使っているという人や、逆の性別・年齢層のユーザーも数多く存在します。
さらに「Facebookは誰も使わない」「mixiは?」といったコメントからも、SNS文化が複雑化していることがうかがえます。
今後のSNSのイメージと報道の在り方
この騒動から浮き彫りになったのは、メディアがSNSの傾向を取り上げる際に、いかに「偏りのない視点」を持てるかという課題です。
テレビ番組はわかりやすさを重視するあまり、キャッチーで断定的な表現を用いがちですが、それが誤解や反発を招くケースは少なくありません。
SNS利用者の属性を単純化してしまうことは、当事者に対する無意識の偏見や差別を助長する恐れすらあります。
また、視聴者側もその情報を鵜呑みにするのではなく、多角的な視点から受け止める力が求められています。
実際、多くのXユーザーが「自分は若い女性だがXが好き」「インキャアピールならX」といったコメントを投稿し、笑いを交えながらも自身の視点を発信しています。
SNSの本質は個人の多様な表現にあるという事実を改めて示した今回の一件。
今後のメディア報道には、より柔軟で実態に即した分析が求められます。
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