
2025年6月3日に放送された日本テレビの追悼特番『ありがとう長嶋茂雄さん』が予想外の低視聴率に終わり、ネット上ではその原因や企画の在り方について多くの議論が巻き起こっています。
- 緊急追悼特番にも関わらず視聴率は民放3位の7.4%
- 裏番組の強さと告知不足が低視聴率の要因
- SNSでは視聴者層と時代のズレを指摘する声も
報道の詳細
長嶋茂雄さんの日テレ追悼特番がまさかの一桁台で低視聴率 不発の理由とは #ldnews https://t.co/nWEYJHLBD6
言うて長嶋茂雄が国民的ヒーローだった世代って若くても60代だからな。
その大半はもう亡くなられてる、過去の栄光に縋ってる讀賣グループの思考が1980年代で止まってるからだよ。— アフツイ野郎霧のいおり (@iorikuya) June 15, 2025
関連
反応
■このインターネットで好きなときに好きなものを見たい時代に、未だに時間区切って番組流す無意味さを理解してないんだな
■そもそも作られたスターじゃね? 知らんけど
■日テレなんて誰が観るんだよ。
■国民はyoutubeで追悼コメしてるからね もうテレビなんて古い古い
■やきうw好きのオジしかみねぇよwww
■追悼したいんじゃないのか。数字なの?
深掘
昭和の英雄像と令和の視聴者の距離感
現代のテレビ視聴をめぐる状況は、ここ十数年で大きく変化しています。
特に地上波テレビにおけるコンテンツ消費は、リアルタイムからタイムシフト、さらには動画配信サービスやSNSを通じた「部分的な視聴」へと移行しています。
この流れの中で、昭和の時代に絶大な人気を誇った人物に対する「敬意」は、世代によって大きく温度差があります。
たとえば、団塊世代やそれ以前の世代にとっての国民的スターであっても、Z世代やミレニアル世代にとっては名前を聞いたことがある程度に過ぎない場合が多いのです。
また、テレビそのものが家庭内での絶対的な情報源ではなくなっているため、昔ながらの「追悼特番」というフォーマット自体が、もはや主流のニーズと合致していない可能性があります。
テレビメディアの現在地と今後の課題
今回の特番を巡る視聴率結果は、単なる一番組の成否にとどまらず、テレビメディアが抱える構造的な課題を象徴しています。
昭和や平成初期に通用していた「スター=高視聴率」という図式は、もはや保証されるものではなく、時代ごとの視聴行動の違いやメディアの消費スタイルを反映した企画設計が求められています。
特に若年層の視聴離れが進む中で、視聴者層を明確に設定し、その層に合った伝え方を工夫しない限り、視聴率は獲得できません。
また、SNSとの連動や、事前告知・リマインドといったデジタル戦略も重要性を増しています。
今後の番組制作においては、レガシーなフォーマットに固執せず、視聴者の実態に即した柔軟な対応が不可欠といえるでしょう。
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