昼食中に電話をかけまくる小泉進次郎氏に、ネット「『昼飯食う暇も無いくらい頑張ってるオレ』を演出したかったのだろうが…」(※動画)
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小泉進次郎氏がXに投稿した内容が、SNS上で大きな反響を呼んでいます。

投稿では「今日はお昼を食べながら、備蓄米のスムーズな受渡しのため協力して下さっている国の受託企業の方々にお礼と引き続きのご協力のお願いの電話をしました」と記されており、日々の感謝と対応への真摯な姿勢を示す意図があったとみられます。

さらに「備蓄米を国民のもとに届けるため、多くの方々のサポートをいただいています」と感謝の言葉で締めくくられました。

しかし、これに対してX上では厳しい声が相次ぎました。

ユーザーの一人である「Feelハマーン消費税廃止@☘️雪組🍜」さんは、「昼飯食う暇も無いくらい頑張ってるオレを演出したかったのだろうが、『ビジネスマナーの欠如』だけが色濃く映し出された動画になってますね」とポストし、電話をしながらの食事行為に疑問を呈しました。

映像が拡散される中で「パフォーマンスにしか見えない」「相手企業に失礼」といった反応も広がっています。

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誠意の表現とビジネスマナーの境界線

小泉氏の行動は一見すると「感謝の気持ちを直接伝える政治家」という印象を狙ったものと見られますが、SNS時代においてはその演出が裏目に出るリスクも高まっています。

とくにビジネスマナーの観点から、「電話中に食事をする」「オンライン会議中に食べながら発言する」といった行為は、対面での無礼さと同様に受け取られる傾向にあります。

政治家が国民への説明責任や姿勢を見せることは重要ですが、その表現方法が軽率であると、誠意や本気度が疑われてしまう可能性があります。

今回の投稿も「誠実さ」より「演出性」が際立ってしまったため、かえって信頼を損なう結果となりました。

特に政治家は、公私の区別と礼節を重んじた行動が求められ、発信の一つひとつが評価や批判の対象となる現実を改めて示した形です。

SNS時代の「伝え方」が問われる政治家の立ち位置

小泉氏の投稿は、本人にとっては何気ない日常の報告であり、感謝と責任感を伝える意図があったと見られます。

しかし、映像付きで拡散される現在のSNS環境では、その言動が「パフォーマンス」と受け止められるリスクも伴います。

特に政治家に対しては、有権者の目が厳しく、真摯さや常識的な行動が強く求められるため、こうした「何気ない演出」がかえって信頼を損なう原因になることがあります。

今回の批判は、表現そのものではなく、その「タイミング」「場面設定」「相手への配慮」に関するものであり、政治家の姿勢や礼儀に対する期待が根底にあります。

SNSによって可視化された一挙手一投足が、支持にも批判にもつながる時代において、政治家には言葉だけでなく、その振る舞いの一貫性と誠意が一層問われると言えるでしょう。

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