高級寿司屋で同伴中、しじみ汁のしじみを箸で丁寧に取り出して食べたキャバ嬢 → まさかの展開に…
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漫画家の茅原クレセさんがXに投稿した『キャバクラ体験談 しじみ汁』が話題を集めています。

漫画では、キャバクラでの接客前に同伴の男性客と高級寿司屋に立ち寄る場面が描かれています。

2人でカウンターに座り、料理を楽しむ中、女性は供されたしじみ汁のしじみを丁寧に箸で取り出して食べはじめます。

その様子を見た男性は、「しじみ汁のしじみ食べてる」と心の中でつぶやき、その結果「指名が外れた」というオチになっています。

何気ない行動が、相手の印象や関係性に大きな影響を与える瞬間をユーモラスに描いています。

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しじみ汁の「しじみ」を食べるか否かが引き起こす価値観のズレ

この投稿に対してX上ではさまざまな意見が飛び交い、「庶民なのでしじみの身を食べないのはご飯粒を残すのと一緒」とする声や、「しじみの身を食べるのは貧しい育ち」など、文化的背景や階層意識が浮き彫りになる議論が展開されています。

また、太宰治の小説『水仙』の一節を引用し、「しじみの身を食べるのは下品」という古典的見解も紹介されるなど、単なるギャグ漫画にとどまらず、和食文化やマナーをめぐる深い議論へと発展しました。

こうした反応からは、食事中の振る舞いが人間関係や社会的印象にどれほど強く影響するかが浮かび上がります。

些細な所作が信頼や印象を左右する時代

今回の漫画が大きな反響を呼んだ背景には、現代社会におけるマナーや「常識」への感度の高さがあると考えられます。

SNS時代において、人は他人の行動や言動に対して敏感に反応し、それを自らの価値観と照らし合わせて評価します。

しじみの身を食べるという行為一つで、相手の育ちや感性までを判断する傾向は、時に過剰な反応を生むこともありますが、それだけに人と接する場面での振る舞いが慎重になるのも無理はありません。

茅原さんの作品は、その緊張感を軽妙なユーモアに昇華しつつ、現代人が抱える対人関係のもろさを鋭く描き出していると言えるでしょう。



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