
新潟県上越市の小学校で卵アレルギーの児童が給食中に症状を起こし救急搬送された件で、保護者が市に110万円の損害賠償を求めて提訴しました。
ざっくりPOINT
- 給食の「かき玉汁」に触れたことで児童がアレルギー症状を発症
- 担任が水洗いのみ対応し、内服薬を飲まずに放置と児童側が指摘
- 保護者が事実上の話し合い不成立として裁判へ、110万円を請求
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反応
給食の時は椅子に縛り付けて何も触れさせないようにするしかないよな
— つよし (@ginga_niku) June 10, 2025
給食のメニューが年々貧相になってきてるのって、こういう事が起きるからなのかね?
— 鈴木 (@ticktockkicktak) June 10, 2025
モンペアうぜぇ。
— マッイイツォ (@OraaOraora) June 10, 2025
普段の食生活に問題があるのでは....
— 881780sotomoto (@881780satotomo) June 10, 2025
深掘
学校現場に求められるアレルギー対策
教室で食器にひじが触れただけで症状を発症したことは、食物アレルギー患者への交差接触(クロスコンタミネーション)の深刻性を示しています。
学校側では、アレルギー用食事を提供するだけでなく、教室環境の衛生管理や職員の迅速な対応が極めて重要です。
実際、他自治体でも同様の事故があり、アレルギー対応のマニュアル整備や教職員教育の強化が進められています。
学校給食においては、単に除去食を提供するだけでなく、配膳時や教室での管理、教職員の認識度など包括的な対策が必要です。
この提訴を契機に、全国的にも学校におけるクロスコンタミネーション対策が一層議論される可能性があります。
訴訟が問う教員の対応責任
この件では、保護者側が「担任が内服薬を飲ませず、ただ水洗いしただけ」として市側の対応を問題視しています。
教育委員会は代理人弁護士と協議中としていますが、今後は学校側の安全配慮義務の有無が争点となります。
判決では、一定の注意義務違反があったかどうか、そして賠償金の妥当性などが検討される見通しです。
また、同様の事例が再発防止の教訓となる可能性もあり、学校現場でのアレルギー対応を法的に問う先例になるか注目されます。
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