TBS「選択的夫婦別姓 なぜ30年近く停滞」→ 反応「必要ないからです」→ 3.7万いいね!

まさみさんが2025年6月7日にXへ投稿した「必要ないからです。」という短いポストが、選択的夫婦別姓を巡る議論に一石を投じています。

この投稿は、Yahoo!ニュースの「選択的夫婦別姓 なぜ30年近く停滞」という記事に引用する形で行われ、社会的な注目を集めました。

また、他のユーザーからも「その通りです」「答え出てます」「必要ないってよりゴミみたいなことにリソース使うな」などの賛同が相次ぎ、選択的夫婦別姓制度に否定的な意見が目立ちます。

中には「この問題に重きを置いてる意味が不明」「じゃあなんでなくならないの」など、制度議論そのものに対して疑問を呈する声もありました。

あるユーザーは「停滞してたんじゃなく 多くの国民にとって不要だっただけ」と断じ、夫婦別姓制度の推進を左派の押し付けとみなす見解も投稿されています。

投稿全体を通じて、選択的夫婦別姓に否定的な立場を示す声が多数を占めていました。

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なぜ選択的夫婦別姓は議論が進まないのか

選択的夫婦別姓制度は、夫婦が結婚後もそれぞれの名字を名乗れるようにする制度です。

現在の日本では、法律上夫婦は同姓を名乗らなければならず、多くの場合女性が改姓しています。

この制度に対して、女性のキャリアへの影響や個人の尊厳という観点から見直しを求める声が続いています。

一方で、今回のX上のポスト群のように、「選択的夫婦別姓は必要ない」とする意見も根強く存在します。

その背景には、家族の一体感を重視する文化的価値観や、制度変更に伴う行政コスト・優先順位の問題などがあると考えられます。

また、議論が進まない要因としては、政党間の意見対立、保守層からの強い反発、法改正に対する慎重な姿勢が挙げられます。

厚生労働省の調査や内閣府の世論調査でも賛否が拮抗しており、政治的にも容易に結論が出せない状況です。

社会的な意識の隔たりと今後の行方

Xでの反応を見る限り、選択的夫婦別姓については「不要」とする声が一定数存在し、その主張は「他に優先すべき課題がある」「国民の多くが望んでいない」といった論点に基づいています。

一方で、夫婦別姓を望む人々や制度改革を訴える立場からは、「個人の自由と尊重」という人権的観点での主張が続いています。

このような意見の対立は、単なる制度論を超えた価値観の衝突とも言えます。

選択的夫婦別姓を巡る議論が進まない背景には、社会の意識そのものが分かれており、合意形成が難しいことが大きく影響しています。

今後、政治的なリーダーシップの有無や、司法判断、市民社会からの声の高まりが制度の進展に影響を与える可能性がありますが、現時点では法改正の実現にはなお時間がかかる見通しです。



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