【画像】モデル・ローラさん、“泥まみれ”で田植え

モデルでタレントのローラさん(35)が7日、自身のインスタグラムを更新し、新潟での田植えの様子を公開しました。

ローラさんは今年3月、本名が佐藤えりであることを公表し、新潟で1年間農業を学ぶことを明かしていました。

この日の投稿では「お米の田植え Rice Planting in Niigata」とコメントし、田植えをする様子を撮影した写真を15枚掲載しました。

投稿では「新潟で85歳になられたおじいちゃんが年齢的に田んぼを続けるのが難しくなり、いくつかある田んぼを手放すことになった。そのうちの1つをお借りしてお米作りを始めた」と報告しました。

さらに、「日本の農業は深刻な高齢化と後継者不足が進んでおり、2000年には約240万人いた農業者が2023年には約116万人に減少。そのうち約70%が65歳以上で、約70%以上が後継者不在の状況にある」と農業の現状について説明しました。

「新潟の佐藤家もかつてはお米を作っていたが、今はもうなくなってしまった。でもご先祖様が喜んでくれている気がする」と心境を語り、「今日も田んぼに足を運んでくるよ〜」と前向きな姿勢を見せました。

ローラさんのインスタグラム

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農業人口の減少と課題

日本の農業は長年にわたり高齢化と担い手不足が深刻な問題となっています。

農林水産省によると、2023年時点での基幹的農業従事者数は約116万人であり、その約70%が65歳以上です。

この背景には、都市部への人口集中や農業の収益性の低さ、後継者にとっての魅力不足などが挙げられます。

加えて、農地の維持管理や機械化の遅れ、耕作放棄地の増加も大きな課題となっています。

一方で、若者や異業種からの新規参入や、スマート農業の導入といった希望の兆しも見えています。

特に、農業体験や地域との連携を通じた新しい農業スタイルの普及が期待されており、農業を未来へつなぐための多様な取り組みが進められています。

持続可能な農業への期待

ローラさんのような著名人が農業に関心を持ち、実際に取り組むことは、農業のイメージ刷新や関心の喚起につながる大きな一歩です。

農業の現場に若い世代や異業種の人々が関与することで、地域の活性化や持続可能な農業の実現に向けた取り組みが進む可能性があります。

日本の農業が直面する課題は多岐にわたりますが、それに立ち向かう意志と実践があれば、未来への道は開けるはずです。

ローラさんの行動は、農業の可能性を広げるきっかけとなるものであり、今後の展開にも注目が集まります。



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