中国人オーナーの違法民泊に、橋下徹氏「誰ですか特区民泊なんかやったのは・・・僕です!(笑)」

元大阪府知事の橋下徹氏がテレビ番組で、大阪で急増する民泊問題について、自身が推進した特区民泊政策を自虐的に認めつつも、観光都市としての必要性を主張しました。

ざっくりPOINT
  • 民泊拡大の責任に橋下氏が「僕がやった」と認める
  • 民泊特区により家賃上昇や違法民泊の懸念も
  • 住民トラブルを懸念しつつ、観光対応としての民泊を擁護

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民泊政策と地域住民の共存課題

大阪市が「民泊特区」として打ち出した政策は、インバウンド需要の受け皿として一定の成果を上げてきました。

とくにコロナ禍以降、観光客が急増する中、宿泊施設不足を補う手段として民泊の存在は不可欠とされています。

一方で、マンションの一室が日常的に他人の出入りに使われることによる騒音、治安不安、ゴミ問題など、地域住民との摩擦も無視できません。

さらに、所有者が外国人に変更され、家賃が一方的に上昇するケースも報告されており、都市の住環境や住宅の公平な利用という観点から問題視されています。

民泊は観光促進の切り札であると同時に、地域社会との共生をどう図るかが政策の成否を左右する鍵となっています。

利便性と調和をどう両立するか

橋下氏の発言は、推進者としての自負と、現実的な課題認識の両面を表していました。

観光業を活性化するための民泊政策は、一定の成果を見せていますが、それと引き換えに住民の生活環境が悪化するようでは、持続可能な施策とは言えません。

今後は、無届けの違法民泊への取り締まり強化、住民合意に基づくルール整備、さらには地元と観光業の利益が衝突しない仕組みづくりが必要です。

政策の推進と同時に、問題の早期是正に取り組む姿勢が、行政や政策立案者に求められます。

観光と暮らしが調和する都市づくりへ、今こそ制度の再点検が必要です。



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