立憲・原口一博議員「古古古米はニワトリさんが一番食べている」

立憲民主党の原口一博議員は、備蓄米に関する発言で批判を受けた国民民主党の玉木雄一郎代表を擁護し、「古古古米はニワトリさんが一番食べている」と語りました。

ざっくりPOINT
  • 原口議員が備蓄米の実態を指摘しつつ玉木代表を擁護
  • 玉木氏の「動物の餌になる」発言はSNSで批判の的に
  • 備蓄米の活用と表現の自由を巡る議論が再燃

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備蓄米の実態とその活用の課題

日本の備蓄米制度は、食料安全保障を目的に導入され、一定期間保管された後に市場や加工用、さらには飼料用などに転用されます。

一般に古古米(2年以上経過)、古古古米(3年以上経過)は食味が落ちるとされ、直接人の口に入る機会は少なくなります。

こうした米は、飼料や加工食品に使用されることもあり、「人間は食べていない」という原口一博議員の発言には一定の事実も含まれています。

ただし、このような表現が感情的に受け止められやすく、消費者の不安を煽る可能性がある点は留意すべきです。

政府の説明責任と、政治家の発言による影響のバランスが求められます。

発言の自由と説明責任の境界線

政治家の発言が注目を集めるのは、それが政策や国民の生活に直接関わるからです。

今回の原口議員や玉木代表の発言は、備蓄米の扱いや品質に対する問題提起として意味を持つ一方、表現の選び方が批判を招く要因ともなりました。

食料安全保障の根幹に関わる備蓄制度に関して、事実に基づいた冷静な議論が求められます。

発言の自由は民主主義の根幹ですが、誤解や混乱を招かないように説明責任を果たすことが、信頼される政治の基本です。

国民の食の安心に関わるテーマであるからこそ、正確な情報提供と丁寧な発信が不可欠です。



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