
学校での田植え体験が、食育の一環として意義があるとの声と、現代農業との乖離や手間の多さへの懸念からSNS上で賛否を呼んでいます。
- 田植え体験に賛否の声相次ぐ
- 教育現場では農業体験が8割以上の学校で実施
- 新潟市ではスマート農業を学ぶ取り組みも拡大中
報道の詳細
関連
反応
むしろ授業に取り入れればと思うわ日本人って食とか農業に少し無知すぎる。生きていく上でかなり大事な事だし旬の食べ物や育て方知るだけで食に対する考え方変わると思う。
— タピオカA (@TAPITAPIYAROU) June 1, 2025
田植えに限らずなんでも経験するって事はいい事じゃないかなぁ☺️
— 🌹チム・D・ドンファン🌹(Dの一族) (@chimu_dondon123) June 1, 2025
田植え楽しいよ。
— 長谷川 祐司🇯🇵🐞 (@yujisarukasukus) June 1, 2025
植えた後の梅雨時に雨風に耐えてぐんぐん伸びてる稲を見るとかわいくなる。
シンブル楽しかったよ
— KANZEI (@KANZEI61) June 1, 2025
もっかいやりたいくらい笑
深掘
食育と現代農業のギャップをどう埋めるか
田植え体験を通じて農業や食の大切さを学ぶことは、子どもたちにとって貴重な機会です。
日本の食育基本法でも、体験的な学びを重視しており、農林水産省も「農業体験を通じて生産の現場を知ることが、健全な食生活の形成につながる」としています。
一方、現実の農業はスマート農機による効率化が進んでおり、教育現場とのズレも指摘されます。
例えばドローンを活用した農薬散布や自動運転のトラクターなどは、未来の農業人材の育成にも重要な学びになります。
こうした技術と手作業の体験を融合させた教育が、今後求められていくでしょう。
体験と現実のバランスが問われる時代
田植え体験は「苦労を教える」ためのものではなく、命を育てる尊さや、地域と自然との関わりを感じる機会として設けられてきました。
とはいえ、体験の裏には地域住民の理解や教員・ボランティアの努力が欠かせず、現場の負担も大きいのが実情です。
賛否が分かれる背景には、農業が過酷で非効率な仕事と受け止められることへの農家の懸念と、教育としての意義を見出す教育者・保護者の期待のズレが存在します。
大切なのは、体験の中で今の農業の現実や変化も伝え、子どもたちが多面的に「農」に触れる機会をつくることだといえるでしょう。
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